的確な実務判断を可能にするIFRSの本質〈第2巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 383p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784419064167
  • NDC分類 336.92
  • Cコード C3034

内容説明

基準の設定の背景を含めた詳細な解説によって明らかにする。それぞれのIFRS規定が、どのような目的のために作成されたのか?IFRSに施された改訂は、どのような不都合を解消するためであったのか?

目次

第1章 事業モデル―財務報告における認識、測定、表示及び開示に関する新たな視点(現行IFRSにおける事業モデル概念;EFRAGの事業モデルRPの概要 ほか)
第2章 金融資産の減損基準―検討の歴史と基準を理解するための主要ポイント(プロジェクトの変遷;発生損失モデルの問題点及びその解決策としての予想損失モデル ほか)
第3章 ヘッジ会計―IFRS第9号、IFRS第7号及びIAS第39号の改訂(2013年11月に改訂されたヘッジ会計等の概要;金融資産又は金融負債のポートフォリオの金利エクスポージャーの公正価値ヘッジについての例外(IAS第39号第81A項、第89A項及びAG114項からAG132項) ほか)
第4章 公正価値―IFRS第13号の解説(目的、範囲及び主要定義;測定(公正価値測定を構成する諸要素) ほか)
第5章 負債の公正価値測定と自己の信用リスク―自己の信用リスクを認識するということの意味(IFRS第9号及びIFRS第13号における自己の信用リスクの定義;負債の公正価値測定と自己の信用リスクとの関係―信用リスクが悪化する場合 ほか)

著者等紹介

山田辰己[ヤマダタツミ]
1976年慶應義塾大学商学部卒業。公認会計士。住友商事株式会社、中央青山監査法人、国際会計基準審議会(IASB)理事を経て、2011年9月に有限責任あずさ監査法人パートナー(元理事)。2014年2月から国際統合報告評議会(IIRC)アンバサダー、同年10月から国際評価基準審議会(IVSC)評議員、2015年9月から中央大学特任教授、2016年4月から公認会計士・監査審査会委員。1995年から2001年まで国際会計基準委員会(IASC)日本代表を務め、2001年から2011年までIASB理事を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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