出版社内容情報
IASB元理事が膨大な資料から基準設定に至る背景をクロノロジカルに詳解する。IFRSを理解するための実務家・研究者必携書。
内容説明
現在のIFRSがどのような議論の積み重ねの上に存在しているのか?どのような問題に対応するために基準は作成されたのか?前IASB理事が基準設定に至る背景を膨大な資料からクロノロジカルに整理。
目次
第1部 金融商品―複雑性低減プロジェクト(金融商品に関する議論の記述の概要;2003年12月のIAS第32号及び第39号の改訂(2003年12月)
金利リスクのポートフォリオ・ヘッジに対する公正価値ヘッジ(IAS第39号の改訂)(2004年3月) ほか)
第2部 金融商品―IFRS第7号の新設・改訂(IFRS第7号改訂の概要;IFRS第7号の新設(2005年8月)
金融資産の再分類(2008年10月) ほか)
第3部 金融商品―複雑性低減プロジェクト以降(金融商品会計基準の簡素化への動き;金融危機への対応;株主割当発行の分類(IAS第32号の改訂)(2004年3月) ほか)
著者等紹介
山田辰己[ヤマダタツミ]
1976年慶應義塾大学商学部卒業。公認会計士。住友商事(株)、中央青山監査法人、国際会計基準審議会(IASB)理事を経て、2011年9月よりあずさ監査法人理事パートナー。1995年から2001年まで国際会計基準委員会(IASC)日本代表を務め、2001年から2011年までIASB理事を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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