出版社内容情報
栄養を逃さない「10割レシピ」としてレシピメインに構成。2016年第3回料理レシピ大賞準大賞受賞の小田真規子氏と慈恵医大による栄養保存のテクニックを掲載。
内容説明
目からウロコネタ満載、最新科学で加熱調理のコツがわかる。知れば知るほど、得する「お宝レシピ」!
目次
10割調理の科学
10割レシピの道
1 栄養とりこぼしゼロ 全部丸ごと食べて10割レシピ
2 教科書でも教えてくれない タイミング調理で栄養ロスSTOP
3 うっかりダメに鮮度のパワー!冷蔵庫の食材よみがえり術
4 やりすぎそれダメ おはしょりこそカラダが喜ぶ10割レシピ
5 知っているつもり?王道レシピの新常識
著者等紹介
小田真規子[オダマキコ]
料理家・栄養士・フードディレクター。女子栄養大学短期大学部を卒業後、有限会社スタジオナッツを設立。「誰もが作りやすく、健康に配慮した、簡単でおいしい家庭料理」をモットーに多数のレシピ本や料理雑誌、TV料理番組で活躍。食品メーカーなどのメニュー開発や国内各地の産物の商品開発にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チロ子
30
以前テレビで見て本屋さんで「あっ!」と思い出し購入。折角食べていた食材たちも私の調理の仕方ではたくさんの栄養を逃してしまっていてショックを受けました(笑)これから活用してたくさん栄養を取ろう!! ただ我が家は柔らかめで甘さが出た野菜を好むので、食べることに慣れることも必要そうです!(笑)2019/03/29
anne@灯れ松明の火
20
何で知ったのか忘れてしまったが(ダヴィンチニュースあたり?)新着チェックで予約。『その調理、9割の栄養捨ててます!』にレシピ要素が加わった感じ。写真、イラストが多くてわかりやすいし、小田真紀子さんが好きなので、楽しく読んだ。……のだが、実践まで至ったのは1品だけなのは、なぜ?(笑)2018/09/27
mawaji
9
著者の小田真規子さんはきょうの料理ビギナーズでいつも参考にさせてもらっています。「体を元気に維持し、栄養を体に届ける」というコンセプトや、丸ごと料理して生ゴミや栄養のロスのない調理法に共感を覚え購入しました。栄養学的に料理法の科学的な裏付けを示しながら書かれているので信頼もおけるでしょう。生活習慣病とか血糖値が気になる年頃なので、個々のレシピの栄養成分表示を併記してもらえればより有効に活用できるかなといった感じです。この夏はこの本を片手にオクラとナスをたっぷりいただきました。低糖質バージョンも希望シマス。2018/08/30
月と星
6
★★★大ゾンする理由→加熱しすぎ・時間かけすぎ・空気にふれすぎ(酸化)・大事な部分を捨てすぎ。皮付きとか種ありとか,栄養は満点だけど,口当たりは悪そう。2018/09/21
ムートン
4
加熱しすぎると、栄養がなくなるだけではなく、体に悪いものが生成するとか、野菜は皮ごと食べるのがいいとか、正しいのだろうけれど、一方で、火が十分に通ってない肉は菌が恐いし、野菜の皮は残留農薬の懸念があるし、食感も今ひとつな場合があるしで、取り入れるべきか迷うものも多い。それなりの数のレシピは載っているし、キノコは冷凍した方が栄養がよくなるとか、手間をかけずにできることもあるので、気が向いたものにはトライしてみようと思う。2020/10/24