きつねくんのもりのおともだち

ナップマン，ティモシー【作】〈Ｋｎａｐｍａｎ，Ｔｉｍｏｔｈｙ〉/ハリー，レベッカ【絵】〈Ｈａｒｒｙ，Ｒｅｂｅｃｃａ〉/木原 悦子【訳】

世界文化社（2016/11発売）

• サイズ B4判／ページ数 23p／高さ 26X29cm
• 商品コード 9784418168194
• NDC分類 E
• Cコード C8737

出版社内容情報

クリスマスを控えた森が舞台の心温まる絵本。全ページふんだんにキラキラ加工がされた豪華な1冊。プレゼントにぴったりです。もうすぐ冬が来るというのに、きつねくんは遊んでばかり。友だちの動物たちが心配してくれますが、聞く耳をもちません。いよいよ森に雪が降り始め、寒い中食べるものも底をつき、後悔をするきつねくん。そこに、キラキラした箱が空から落ちてきて。。。クリスマスを控えた森が舞台の心温まる絵本です。全ページ、ふんだんにキラキラの加工がされており、豪華な1冊。クリスマスのプレゼントにぴったりです。

ティモシー・ナップマン［ティモシーナップマン］

レベッカ・ハリー［レベッカハリー］

内容説明

もりのなかまたちはふゆじたくにおおいそがし。でもきつねのハリーくんはあそんでばかりです。とうとうもりにゆきがふりました。ハリーくんはひとりぼっち。そのときそらからぎんいろのはこがおちてきます。ともだちのやさしさたいせつさにきづくことのできるおはなしです。

著者等紹介

ナップマン，ティモシー［ナップマン，ティモシー］ ［Ｋｎａｐｍａｎ，Ｔｉｍｏｔｈｙ］
作家、劇作家。イギリス生まれ。大学で歴史を学ぶかたわら、ミュージカルやオペラの台本を手がけたのち、児童向けの作品を執筆。恐竜もの、海賊もの、冒険もの、シェイクスピアものなど多彩。イングランド在住

ハリー，レベッカ［ハリー，レベッカ］ ［Ｈａｒｒｙ，Ｒｅｂｅｃｃａ］
絵本作家。イギリス生まれ。グラフィックデザインとイラストを学ぶ。グリーティングカードの制作から幼児絵本の制作へと仕事を広げる。イギリス・ウェールズ在住

木原悦子［キハラエツコ］
翻訳家。長野県生まれ。明治学院大学英文学科卒業。外国系雑誌の編集部勤務を経て文筆家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[遠い日]

レベッカ・ハリーの絵を求めて。相変わらずキラキラの箔押しが美しい。光を効果的に用いて、お話の世界を広げる。お友だちとは、なんとありがたいもの。夏も秋も遊び暮らして、森のお友だちの忠告も聞かず、一切の冬支度をしなかったきつねのハリーくん。そんなハリーの見せた優しさを、ちゃんと受け入れた仲間たち。クリスマスの奇跡がひとつ、ここでも起こったのだ。

2017/01/05

[おひさま家族]

小４次男ひとり読み。キツネが冬支度せずに遊んでいる感じがアリとキリギリスっぽかったですが、最後はハッピーエンドです。絵がキラキラしていて素敵。

2019/04/28

[HNYYS]

図書館本。アリとキリギリスを彷彿させましたね。クリスマス絵本なので絵はとても美しいのだけれど、ちょっと主人公のきつねが軽く見えてしまったのは自分だけだろうか。

2019/02/03

[しらたえび]

クリスマスの話。 本の絵がきらきらしている独特の本。 内容は遊び回っているきつねくんは冬の準備をしせず、寒い冬を迎えるが、、。 かわいい動物達とクリスマスの雰囲気が一緒になっていて、内容もよく想定よりよかった。 5才男子

2021/01/18

[とんぼ]

図書館本　やさしい物語。今はよくてもずっと豊かな季節じゃないんだもんな。冬に備えて準備しておくことの大切さよ。人生観が染みたわ。いじけずに素直に友達に接することができるハリーくんだから、うさぎさんたちもハリーくんに手を差し伸べることができたんだろう。銀の箔押しがキラキラしててすてきな絵本。アリとキリギリス的な話だけど、繫がりを持ってそれを大切にすることは身を助けるのだと、一人でもなんとかなるし、とか現実を知らなすぎってことか。

2019/03/03