年代で見る日本の地質と地形―日本列島5億年の生い立ちや特徴がわかる

個数:

年代で見る日本の地質と地形―日本列島5億年の生い立ちや特徴がわかる

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年04月26日 19時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416517031
  • NDC分類 455.1
  • Cコード C0044

出版社内容情報

世界でも有数の地質、地形が見られる日本列島。その5億年の生い立ちを地質年代の順に沿って、興味深い写真とともに解説します。日本列島は、大陸の縁辺部で、いくつかのプレートがぶつかる境界にあるため、世界でも有数の地形・地質が見られる場所と言われています。

本書は、その多様な地形・地質の成り立ちを日本列島の5億年にわたる生い立ちに沿って、地質年代順に解説しています。
そのため、地球スケールの活動も意識しながら、楽しめる内容となっています。

フィールドで撮影した景観や特徴的な地形、地質の露頭写真を多く掲載するとともに、年代を特定できる化石や岩石標本などの写真を多く盛り込んでいるため、ビジュアル的にも満足できる内容です。

日本では、ここ数年、大きな地震や火山の噴火などがあり、地学を学ぶことが重要視されています。
本書を通して、多くの人が日本の地形や地質に興味を持ち、楽しんでもらえたらと考えています。

高木 秀雄[タカギ ヒデオ]
高木 秀雄:早稲田大学教育・総合科学学術院地球科学教室教授。1955年東京生まれ。千葉大学理学部地学科卒業、名古屋大学大学院理学研究科修士課程修了。理学博士。専門は地質学、構造地質学。日本ジオパーク委員会顧問、日本地質学会ジオパーク支援委員会委員などを務める。著書に、『日本の地質構造百選』(朝倉書店)、『三陸にジオパークを』(早稲田大学出版部)、『地球・環境・資源?地球と人類の共生をめざして』(共立出版)、『基礎地球科学』(朝倉書店)、『フィールドジオロジー第7巻 変成変形作用』(共立出版)などがある。

内容説明

世界でも有数の地質、地形が見られる日本列島。その5億年の生い立ちを地質年代の順に沿って解説。フィールドで撮影した景観や特徴的な地形、地質の露頭写真を多く掲載するとともに、年代を特定できる化石や岩石標本などの写真も数多く盛り込んだ、日本列島の地史の図鑑。

目次

序章 年代スケールと日本列島の地質の特徴(ジオの時間スケール;日本列島の地質と地形の多様性;付加体―海から生まれた日本列島;日本海の拡大と伊豆弧の衝突;ジオパーク)
第1章 日本列島の成り立ち―大陸の縁辺部であった頃(大陸の断片―始生代~原生代;日本列島の起源(カンブリア紀~オルドビス紀;シルル紀~デボン紀;石炭紀~ペルム紀;三畳紀~ジュラ紀;白亜紀;古第三紀))
第2章 日本列島の成り立ち―日本海が拡大し列島となった頃(日本海の拡大―新第三紀前期~中期中新世;日本海の拡大以降―新第三紀中期中新世~鮮新世)
第3章 第四紀―活動的な日本列島の地質現象と地形の形成(第四紀の始まりと地磁気の逆転;火山列島:第四紀火山と火山災害;地震列島:活断層、地震災害;風化・浸食地形)

著者等紹介

高木秀雄[タカギヒデオ]
早稲田大学教育・総合科学学術院地球科学教室教授。理学博士。専門は地質学、構造地質学。1955年東京生まれ。千葉大学理学部地学科卒業、名古屋大学大学院理学研究科修士課程修了。日本ジオパーク委員会顧問、日本地質学会ジオパーク支援委員会委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えも

17
日本の地質・地形を年代順に、しかも豊富な写真で解説▼普通は地域ごとか地質・地形のパターンごとにまとめられていたような気がする▼だからかな? 付加体が積み重なったり、日本海が開いたり、伊豆諸島がぶつかったり、マグマが貫入したり、火山が噴火したりする様が、物語を読むように連続したモチベーションで一気に読めてしまった▼これは良書ですね!2017/09/24

田氏

14
これは…好きだ。字数は少ないが、自分のごとき素人にとっては十分なレベルで密度の高い解説。執筆時点での全43ジオパークを網羅。萌えポイントを抑えた写真の点数も多い。死ぬまでに行きたいところリストが、無尽蔵に50箇所くらい無限に増える。日本語もおかしくなる。ああ尊い。地球が尊い。強引なフィリピン海プレートの攻め、巨躯で穏やかなユーラシアプレートの受け。4000万年前に心変わりして以来、グイグイと攻め込む大柄おじさま太平洋プレート、さらに北米プレートを交えての四角関係。その物語が地質や地形、岩石なのだ。何の話?2020/09/10

月をみるもの

14
足腰がある程度しっかりしてるうちに、ジオパークめぐりせねば。。2020/04/04

おおた

14
美麗な写真と専門用語がふんだんに使われる解説。なんで地層に関する本は初心者向けを装って難しい本が多いんだろ。とはいえ、きれいな写真を見ていると専門用語が視覚で分かるようになるので、ある意味まともなスパルタ教育なのかも。久慈の琥珀や各地の柱状節理、大分県姫島のぬめぬめした黒曜石などはぜひ自分の目で確かめたい。いい苔スポットの名前があちこちで出てくるので、地層と苔の関係を見つめるのにも格好の一冊。もちろん苔に興味がない人もぜひ。2017/05/24

くらーく

2
世界でも、これだけ地質と地形に恵まれた国はそうそう無いよな。本書を携えてジオパーク巡りをしてみたいものですな。地学を最後に学んだのは高校だったな。定年になったら、学びなおそうかしらね。見本はいっぱいあるのだし。2021/08/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11253209
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。