ブックガイドシリーズ基本の30冊
科学哲学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784409001035
  • NDC分類 401
  • Cコード C1300

内容説明

“いま”を考えるための新たな知の指針。科学哲学がわかる基本30冊。

目次

第1部 科学哲学前史
第2部 論理実証主義の運動とその限界
第3部 「新科学哲学」という反乱―パラダイム論の登場
第4部 パラダイム論以降の科学哲学
第5部 科学論への展開
第6部 科学哲学基礎論の諸説
第7部 個別科学の哲学

著者等紹介

中山康雄[ナカヤマヤスオ]
1952年、静岡県生。京都大学理学部卒業、ベルリン自由大学哲学部哲学博士(Dr.phil.)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オランジーナ@

4
基本の30冊らしいが、読むには相当時間かかりそうだなと感じた。ポパーはアドラーやマルクスなどを疑似科学の例として挙げている。共産党は科学的社会主義などと自称しているが、それは旧約聖書のような予言と同レベルってことなんだよね。2016/11/07

オランジーナ@

3
再読。 改めて勉強になった2019/04/14

★★★★★

3
アリストテレスからANTまで、科学哲学の基本文献30冊を紹介するブックガイド。これは非常にわかりやすくまとまっていると思います。参考になりました。2011/04/24

孔雀の本棚

2
買ったのは? 本屋。 なぜ読もうと思った? 〇〇主義やら科学の考え方の土台を抑えたかった。 知りたいことは知れた? 大まかには実証主義vs経験主義の構図があるのだろうか。深い理解を得るより、興味のある考え方、本との出会いを与えてくれた。 再読するならどこ? 深堀したい内容は? 実在論(チャーチランド、パトナム)、科学の社会との関わり(フラー)、パラダイム(クーン)、アインシュタインの土台(マッハ)、反証主義(ポパー)。以上のテーマで読みたい本を何冊か見繕った。 その他自由にどうぞ 進化論は未だに興味なし。2021/03/28

大道寺

1
『知性の限界』でファイヤアーベントと出会い、心の哲学関連でいつのまにか科学哲学がすぐ横に寄り添っていて、でも「科学哲学」と言われてもピンと来なくて、「未だにポパーやクーン」とか言われても私の視界には他の科学哲学者はなかなか出てこないし、それで本書を読んでみた。科学哲学の全体像をつかみ、本書が基本的な文献への橋渡しとなることを期待して。これを読む限りでは、ポパーやクーンの作り出した大きな流れは落ち着いて、今では個別科学の哲学が主流になっているという。(続く)2011/05/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/666762
  • ご注意事項