実業之日本社文庫
終極 潜入捜査

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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408551128
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

廃棄物の不法投棄で摘発された解体業者・保津間興産は、毛利谷一家の企業舎弟。一方、融資で毛利谷一家と揉めていた銀行の支店長が射殺された。背後には、暴力団によるテロ・ネットワークの存在があり、その中心が保津間興産だったのだ。しかも保津間興産へ潜入捜査をする元マル暴刑事・佐伯涼の身元が割れ、報復の罠が仕掛けられる…。緊迫のシリーズ最終弾。

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年にデビュー。06年『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

69
潜入捜査シリーズの最後の巻です。5冊で終わりということですが私は順序関係なく読んでこれが最後ということを知りました。この物語では若干最後が暴力団を完全につぶすことができないので少しストレスが残りました。内村所長の存在感が大きくなって隠蔽捜査シリーズの主人公のようなかんじがしました。別の危機管理室というところでの活躍になるところで終わっています。2015/06/09

Walhalla

37
潜入捜査シリーズの6作目です。今回ばかりは、相手もかなり危険だと思いましたが、佐伯さんの無敵の強さは最後まで変わりません。しかも、おあずけになっていた拳銃まで手にするとなると、まさに翼を得た竜のようですね。さて、物語は今回が最終回となりました。謎だった部分が全て明らかになったわけではありませんが、新シリーズを予感させるエンディングになっていますので、いつか、その後の展開を見られるといいですね。2020/03/16

gonta19

36
2013/2/5 Amazonより届く。 2013/4/3〜4/4 潜入捜査シリーズ最終巻。当時のノベルスの特徴として、あっさり目の展開ではあるが、現在の視点から観ると、環境犯罪を取り上げたところに今野氏の先見の銘がある。佐伯と白石景子、ミツコがどうなるのか、もう少し突っ込んで欲しかったが、終わり方としては、これで良かったのかも。2013/04/04

mizshnami

35
破天荒でアウトロー。ボクのように真面目な人ほどこんなヒーローの出現を望んでいる。けれど、こんな人間をコントロールする者も必要であるが、内村所長は最適な人材だ。白石景子、奥野、ミツコも含んだこの5人が今後、日本の危機に際し、どんな活躍をするのかとても楽しみだ。2016/08/27

おれんじぺこ♪(15年生)

32
えー、終わっちゃうのぉ…。佐伯と内村のやり取りとか、息をのむような格闘シーンとか(残酷だったりもしたけど)まるっと全部好きだったのにぃ…。新メンバー加わって新シリーズ始まるような終わり方だけど終わっちゃうんだね…。2018/09/27

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