内容説明
地縁から日本人の名字は増えた。「源平藤橘」を源流とする歴史的経緯。佐藤は栃木・佐野の藤原姓から発祥、東高西低に分布。収穫祈願の聖なる木=鈴木、天地を結ぶ柱=高橋、という意味。都道府県別大姓ルーツで県民の歴史がわかる。
目次
第1章 ベスト20の名字いわれと成り立ち
第2章 北海道・東北の大姓
第3章 関東の大姓
第4章 中部の大姓
第5章 近畿の大姓
第6章 中国・四国の大姓
第7章 九州・沖縄の大姓
終章 名字の歴史
著者等紹介
大野敏明[オオノトシアキ]
産経新聞編集委員。1951年東京生まれ。学習院大学法学部卒業。防衛研究所一般課程修了。産経新聞社で社会部次長、特集部長、大阪本社文化部長、千葉総局長、東京本社編集長などを歴任。亜細亜大学非常勤講師も務める。元東京医科歯科大学講師、元拓殖大学客員教授。日韓関係、防衛問題などにも詳しく、史料などを詳しく分析、歴史の真実に迫る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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asobi
3
中国や韓国との名字の違いや、日本の名字の文字の多様性が、地名をベースに出来てるってことに納得した。各県200位以降のデータがないってことで、自分の名字が出てこなかったのが残念。出自と各県の関係がわかって、納得する部分がかなりあった。面白い。2022/10/30
しま
0
名字って面白いなー簡単そうに思えても複雑だったり、意外とシンプルな成り立ちだったり。興味が尽きない。2016/09/03
茎沢
0
県名の由来の方が強く印象に残っている。県名と県庁所在地がなぜ同じなのか、なぜ違うのかっていう昔からの疑問が解決した。2014/09/15
こうちゃ
0
全国・都道府県別の名字ランキングや、ベスト20のいわれ・成り立ちがわかる本。2012/09/29
doremi
0
差別のネタにされそうなのは除外しているそうです。日本に名字が多い理由は興味深かったです。でも、途中で飽きてきました。 2012年 C0236 \838. 20122012/07/03