道具箱はささやく

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道具箱はささやく

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396635442
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



長岡 弘樹[ナガオカ ヒロキ]
著・文・その他

内容説明

資産家の娘・早百合に意中の相手がいるのか。調査を依頼された探偵の木暮と菜々は、最後の候補者と早百合がスクランブル交差点ですれ違うよう仕向ける。だが、その寸前に、なぜか木暮は早百合に電話を入れた…(「意中の交差点」)。借金苦から、休暇を利用して質屋に押し入った刑事の角垣。逃走中に電柱に衝突するも目撃者はなく、無事逃げおおせた。だが、なぜか上司の南谷は、角垣が犯人だと見抜くのだった…(「ある冬のジョーク」)。とっておきのアイデアを注ぎ込み、ストイックに紡がれた贅沢な作品集。

著者等紹介

長岡弘樹[ナガオカヒロキ]
1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車輪」で第25回小説推理新人賞を受賞し、05年『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。13年刊行の『教場』は「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門1位、「本屋大賞」6位などベストセラーとなり、話題を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんたろー

258
「短編の名手」と本の帯に書かれているように、長岡さんの得意分野だけに僅か16ページ前後で完結する話を巧く仕上げてあって、18編は各々が人情が漂うものやイヤミス風のものまで変化に富んでいて飽きさせない。読むのが遅い人でも1話15分程で楽しめるだろうから、何かの合間や電車内でも気軽に本を開けそう。とは言え、トリビアネタと思える会話がオチに繋がるように伏線をキチンと配しているので、それなりに納得できて楽しめた。『傍聞き』のような名作を産み出した才能の片鱗を感じさせる「ショート・ミステリ」は余韻もあってgood!2018/08/31

いつでも母さん

222
やっぱり長岡さんだ~!って感じでした。短編18編、これでもか!って位でお腹がいっぱいになりました。好みは『遠くて近い森』『父の川』『狩人の日曜日』短編なのに読ませます。2018/07/12

Yunemo

199
「なるほどなるほど」、「えっー」、「うーん?」、この3種の頷きで18編を読みこなし。伏線の緻密さに、切れ味の鮮やかさに、驚きがまず手始め。でも何だか結末を理解できないままの部分もあって、何だろうなのままに。起承転結とはよく言われますが、短編だとこの4つのテンポが自身に合うところとちぐはぐに感じてしまうところがあって、ある意味モヤモヤ感が残る場面も。曇った観覧車、不義の旋律が何故か身に沁みてこないままに。読みこなせていないのかな。18のオチが詰まった道具箱、まだまだ奥底に。この素材から長編の誕生を楽しみに。2018/10/14

おしゃべりメガネ

180
う〜ん、スゴい!スゴすぎる!過去にこれまでも素晴らしい短編集を書き上げてきている実績、実力は十分承知してましたが、今作はかなりグレードが高いと思われます。タイトルにあるように様々な’道具(小道具)’をキッカケにあらゆる謎を解明していきます。なぜ、こんなにバラエティ豊かな作品を書くコトができるのか、本当に不思議でなりません。原稿用紙20枚にまとめられた18作のキレ味抜群の短編集、もちろんイッキ読み必至で、読後感はしっかりと重いモノが残ります。話によっては正直、うまく行き過ぎかなと思うモノもありましたが。2018/07/16

takaC

173
中途半端なショートショートもどきといった感じ。南谷刑事が複数話に登場したのにも意味はなさげ。北山刑事がどれくらい出世したのかも知りたかった。2018/10/15

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