出版社内容情報
あさのあつこ[アサノアツコ]
内容説明
止まぬ雨はない。明けぬ夜もない。少年は、ただ明日をめざす。父は切腹、所払いとなった天羽藩上士の子・伊吹藤士郎は、一面に藺草田が広がる僻村の大地を踏み締める―過酷な運命を背負った武士の子は、何を知り、いかなる生を選ぶのか?
著者等紹介
あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年、岡山県生まれ。青山学院大学卒業後、小学校講師を経て、1991年に『ほたる館物語』で作家デビュー。その後、『バッテリー』及びその続編で、第35回野間児童文芸賞、第39回日本児童文学者協会賞、第54回小学館児童出版文化賞を受賞。2011年には『たまゆら』で、第18回島清恋愛文学賞を受賞した。児童文学からヤングアダルト、一般小説、ミステリー、SF、時代小説など、幅広いジャンルの第一線で活躍し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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