今日を楽しく生きる―「寂庵だより」2007‐1998年より

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今日を楽しく生きる―「寂庵だより」2007‐1998年より

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  • サイズ B6判/ページ数 390p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396617813
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

寂聴さんが編集長を務めた「寂庵だより」から
随想を収録したシリーズ第二弾が発売!

書くことが生きることであり、生きることが書くことであった。
生即是文(せいそくぜぶん)、文即是生(ぶんそくぜせい)の驚嘆の記録。
―平野啓一郎

『源氏物語』を完訳、心弾む七十代
1998年から2007年までの充実した時期の随想を収録。

明日は何が起こるかわからないのだから、
そこに美しいもの、愉快なものが待ち受けていると思う方が、
今夜の眠りは安らかである。(「知らぬ月日」より)

「寂庵だより」を始めたのは私が64歳の時で
出家から13年が経っていた。

その時、骨身にしみて辛いと思った経験も、歳月が経ってふり返ってみると、
あの時、ああいう目にあったからこそ、
いまの自分があるのだと、思えるようなこともある。
人生の幸運、不運も、考え方の視点を変えれば、
案外逆だったりすることもある。
長く生きるということは、自然にそういうことがわかってくるらしい。(「見るべきものは見つ」より)

【目次】
一 書きつづけて五十年ー二〇〇七年
二 晩年を美しく生きたいー二〇〇六年
三 元気という病ー二〇〇五年
四 思い残すことなく燃え尽きる―二〇〇四年
五 釈迦の定命を越えて―二〇〇三年
六 無益の暴力、戦争に反対―二〇〇二年
七 恐ろしい米国同時多発テロー二〇〇一年
八 文学全集の刊行に取りかかるー二〇〇〇年
九 二十世紀を振り返ってー一九九九年
十 『源氏物語』ブーム、二百万部にー一九九八年

内容説明

『源氏物語』を完訳、心弾む七十代。充実した時期の随想を収録。

目次

1 書きつづけて五十年―二〇〇七年
2 晩年を美しく生きたい―二〇〇六年
3 元気という病―二〇〇五年
4 思い残すことなく燃え尽きる―二〇〇四年
5 釈迦の定命を越えて―二〇〇三年
6 無益の暴力、戦争に反対―二〇〇二年
7 恐ろしい米国同時多発テロ―二〇〇一年
8 文学全集の刊行に取りかかる―二〇〇〇年
9 二十世紀を振り返って―一九九九年
10 『源氏物語』ブーム、二百万部に―一九九八年

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島県生まれ。1943年、東京女子大学卒。1957年、「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、61年、『田村俊子』で田村俊子賞、63年、『夏の終り』で女流文学賞を受賞。1973年、岩手県平泉の中尊寺で得度。法名寂聴(旧名・晴美)。京都嵯峨野に「寂庵」を構える。1992年、『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年、『白道』で芸術選奨、2001年、『場所』で野間文芸賞を受賞。98年に『源氏物語』の現代語訳を完訳。2006年、文化勲章を受章。2011年、『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。2021年11月9日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ろっか

6
「何ごとも、度を越せば見苦しい。すべてほどほどが美しいのである」寂庵だよりを編集した随想。源氏物語を完訳した七十代の寂聴さん。私はこんなに元気でいきいきと年を取れるだろうか。「怨みに報いるに怨みを以てすれば、怨み尽きることなし」釈迦や世阿弥、らいてうの言葉が印象的。巻末の秘書の解説が心に残った。「あんなに聞いていた声も、今は耳の中からどんどん消えていく」2022/09/29

すうさん

5
寂聴さんの「寂聴だより」第二弾を読破。最初に読んだものよりも年齢についてのことや死についてのことが少なくてほっとした。収録されたものは1998年から2007年までで寂聴が70歳後半から80歳前半まで。つまりまだ彼女がバリバリ働いていた頃だ。その年齢でも仕事に忙殺されていたことはよくわかる。それでいてアメリカの9.11が起こり、仏教徒や作家として自身で新聞に大金を払って意見広告など載せていた。寂聴という作家の素晴らしさはそうやって時代を感じて、常に自分の意見を社会にむけ行動し続けてきたということだと思う。2022/08/26

chuji

1
久喜市立中央図書館の本。2022年5月初版。初出「寂庵だより」1998年~2007年。瀬戸内寂聴さん初読み(瀬戸内晴美さんを含む)でした。2022/07/15

なかちゃん

1
寂聴さんが70代半ばから80代半ばに書かれた「寂庵だよりささ」の随筆。海外に行かれたり、当時起きたニュース(事件)について書かれていていて、あっという間に読み終えました。2022/05/05

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