最強の女―ニーチェ、サン=テグジュペリ、ダリ…天才たちを虜にした5人の女神(ミューズ)

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最強の女―ニーチェ、サン=テグジュペリ、ダリ…天才たちを虜にした5人の女神(ミューズ)

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  • サイズ B6判/ページ数 440p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396616199
  • NDC分類 280
  • Cコード C0095

内容説明

『ツァラトゥストラはかく語りき』『星の王子さま』…歴史に残る傑作誕生の背後には彼女たちの存在があった。世紀末から20世紀のパリ。有名文化人のミューズとなり、自らも燦然と輝いた女たちの壮絶な人生。

目次

第1章 ルイーズ・ド・ヴィルモラン(二十世紀前半最強のミューズ;結核療養のベッドの上で ほか)
第2章 リー・ミラー(二十一世紀の女性たちのロール・モデル;二つの不幸 ほか)
第3章 ルー・ザロメ(「二大巨人」と「最高の詩人」の心を捉えた女性;ロシア世襲貴族ザロメ家 ほか)
第4章 マリ・ド・エレディア(ジェラール・ドゥヴィル)(世紀末のパリで名声を博した「最強の女」;高踏派の巨匠、ジョゼ=マリア・ド・エレディアの三姉妹 ほか)
第5章 ガラ(シュールレアリスムの三巨頭を手に入れた女;ポール・エリュアール ほか)

著者等紹介

鹿島茂[カシマシゲル]
仏文学者。明治大学教授。1949年横浜生まれ。1973年東京大学仏文科卒業。1978年同大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専門は19世紀フランス文学。『職業別パリ風俗』で読売文学賞評論・伝記賞を受賞するなど数多くの受賞歴がある。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

春ドーナツ

17
「ドラマチックな人生」「真実は小説よりも奇なり」という形容は、実は、彼女たち(5名)の生涯のために奉げられたものである。「である」と言い切りたくなる程、呆気にとられ魅せられた。鹿島さんが示唆するポイント(=着眼点の妙)が随所に配置された、テンポの良い文章は今回も冴えわたる。「ドーダ、ドーダ」は名言であり至言でもある。1920年代の爛熟のパリにタイムトリップしたい。その前にフランス語をマスターしないといけないけれど。後日、同氏による太陽王の評伝も読みたいと思う。2018/07/18

ふろんた

3
★★★2017/11/28

ターさん

1
『最強の女』の定義は?「前口上」から盛り上がる。「彼女たちは。自らの価値において自立しているばかりではなく、その価値にほれ込んで次々に言い寄ってきた男たちの価値においても卓越している二重の意味でのスーパー・ウーマン」登場する男たちは、綺羅星の如く。ルイーズ・ド・ヴィルモランには、サン=テグジュペリ、マルロー、コクトー---。ルー・ザロメには、ニーチェ、リルケ、フロイト---。ガラには、エリュアール、マックス・エルンスト、ダリ---。ほれ込んだ「最強の男」たちの「総和」を考えると、『最強の女』の凄さかな。2022/07/31

天使

0
おもしろい!! 有能な女2022/04/26

てつこ

0
当時の才能溢れる男性を魅了したミューズ5名の人生を描く。虜にした男性の数と価値=女性の価値とした切り口なので、前口上の部分を読んだ時は「本選びに失敗したかな…」と思ったけど読み物としては面白かった。特にザロメとガラ。男性から解釈した女性と、女性から解釈した女性は多分微妙に異なっていて、その両性の相違が一致することは無いんだろうなぁといった印象。2022/04/16

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