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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
16
歴史的背景を含め、概念レベルの物事の捉え方の差異。（歴史を押さえた上での）社会、精神構造の理解がベース。特に、国や人種、という単位ではなく、宗教・宗派。”国境の概念”の差異も納得。印象深いのが「日本に”I（私）”がない」点。（記載内容は”一般論”かと推察するが）ビジネス上での”差別・区別”があるとしたら残念に感じる。『バルフォア書簡』など、先進国の施策・言動にも失望・・・。イスラム、中東・・・、もう少し理解を深める必要性を痛感。2012/11/23
金吾
15
イスラムの考え方がイメージ・アップ出来ました。日本とは真逆の考え方もありましたので、わかりあえるのはかなり大変だろうなという印象を受けました。風土の影響は大きいと思います。2024/02/16
渓流
2
平易にして、深い。イスラムを語って、これ以上の本はない。如何に、社会のつくり方、物の見方が異なるかを縦横に語った七平氏の学識の深さに脱帽。2010/01/17
Maki
0
義父から借りて読んだ。体制としてのイスラムと宗教としてのイスラムとは違うということ。ヨーロッパに住んでいるユダヤとイスラムの人たちは、なにか問題があるとその国の法律家のもとに行くのではなく、それぞれの宗教の法律家のところへ行くこと。キリスト教信者にとって聖書は昔に起こったことだけれど、ムスリムにとってコーランはその日の朝に届いた新聞くらいに感じていること。勉強になった！2015/08/12
platoon
0
場所が替われば常識がかわる、正義もかわる。2013/03/05
