内容説明
ひとは生まれながらにして、笑う能力を持っている。しかし、慌ただしい生活のなかで、笑いを忘れてしまう…どうすれば、こころのなかに、笑いを、ゆとりを、ユーモアを持つことができるのか。「笑い学」の長年の研究者が、笑えないことだらけの日常や社会、暮らしのなかに「笑いとユーモア」を見つけだす方法を伝授する。
目次
第1章 元気で長生きする健康力の源
第2章 笑顔の力
第3章 笑いの「和」と「輪」
第4章 家族の笑いと絆
第5章 笑いの力
第6章 ユーモアのこころ
第7章 デジタル時代と笑い
第8章 神々への祈り
第9章 笑いの文化を大切に
第10章 笑いのセンスと教育
著者等紹介
井上宏[イノウエヒロシ]
1936年大阪市生まれ。1960年京都大学文学部卒業。読売テレビ放送勤務を経て1973年関西大学社会学部専任講師として転職。1981年社会学部教授。1985年インディアナ大学客員研究員、1989年フルブライト招聘教授としてロックハースト大学客員教授。1994年総合情報学部に移籍、2003年3月定年退職、4月関西大学名誉教授。1994年「日本笑い学会」設立、2010年7月まで会長。1999~2002年大阪府立上方演芸資料館館長、1979~2009年大阪市社会教育委員、2015年10月~2016年9月追手門学院大学笑学研究所初代所長、のち2017年3月まで特別顧問、1992~2015年「上方漫才大賞」審査委員長。現在、一般社団法人生活文化研究所所長、大阪府立上方演芸資料館運営懇話会会長、日本笑い学会顧問。受賞歴:1995年大阪府知事表彰、1997年大阪市民表彰、1999年文部大臣表彰、2015年瑞寶小綬章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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