こども映画教室のすすめ

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  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784393955086
  • NDC分類 375.19
  • Cコード C0074

出版社内容情報

全国でワークショップが開かれ、人気を博す「こども映画教室」を紹介し、「教育」を「こどもと映画」という視点から捉え直した一冊。

【著者紹介】
1976年生まれ。日本映画大学准教授。編著書に『ペドロ・コスタ 世界へのまなざし』(2005)、『嘘の色、本当の色―脚本家荒井晴彦の仕事』(2012)など。

目次

第1部 こども映画教室の誘い(すべては『100人の子供たちが列車を待っている』からはじまった;こども映画教室へのアプローチ)
第2部 こども映画教室へのヒント(こども映画教室に監督は必要か?;理想の教科書はあるのか?;海外の映画教育はどうなっているのか?―イギリスBFIの事例から)
第3部 こどもと映画の不思議な関係(こどもたちと映画を撮るということ;映画の源泉としてのこども)

著者等紹介

土田環[ツチダタマキ]
映画研究者、日本映画大学准教授。1976年東京都生まれ。専門は、映画史・映画美学。学生時代より内外の映画祭や企画上映、フランスやイタリアなど海外からの撮影業務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rou

11
ほぼこどもと映画教室を開くには、っていう実践的な話。青山こどもの城の取り組みは特に興味深かった。土田環の映画とは「見る」行為である云々を読みつつ、やっぱり歴史や映画史という文脈を持たぬままのこどもの野生を映画に解き放つために、私たちはこどもと映画を共有する時間を持つべきなんだろう、とか思ったり。あとは、是枝さんの映画におけるこどもの身振り手振りは、ナチュラルな仕上がりじゃなく本質的なものを湧き立たせることが求められている、という言葉を聞けてよかった。野崎歓は正直論考として物足らない。期待しただけに。2019/03/16

TOMYTOMY

0
教育における映画の素晴らしさ、これからどんどん映画の素晴らしさを伝えていくのは。 決して娯楽ではない教育としての強度2020/02/23

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