内容説明
バッハの『フーガの技法』からシュタイナーの芸術論まで、音楽と絵画に潜む「ディオニュソス的なもの」が浮上する。人は自己の内面に出会ったとき、芸術家になる。
目次
ディオニュソスの音楽1―フーガの技法をめぐって
ディオニュソスの音楽2
シュタイナーの美学
光と色の美学
秘教芸術―イッテンとハウアーの場合
著者等紹介
高橋巖[タカハシイワオ]
東京生まれ。慶應義塾大学文学部大学院卒。DAADとフンボルト財団の奨学金により1957年よりドイツで美学を学び、その過程でシュタイナーの著書と出会う。73年まで慶應義塾大学、同大学院教授。70年代シュタイナーとその思想である人智学の研究会や著作の活動に入り、85年日本人智学協会を設立、今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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