内容説明
無垢な野の花、山の花の数々。四季折々にそっと花入れに移された花たちとともに味わう珠玉のエッセイ。
目次
春(落ちた風情をたのしむ;どんな配役をいただいても ほか)
夏(炎の人、ゴッホを偲んで;根や茎の養いをこそ ほか)
秋(えのころ草の思い出;露を生ける ほか)
冬(「主となる」という意識もなく;みんなのことだけを思って ほか)
著者等紹介
青山俊董[アオヤマシュンドウ]
昭和8年(1933)、愛知県一宮市生。5歳で長野県塩尻市の曹洞宗無量寺に入門し、15歳で得度、愛知専門尼僧堂に入る。駒澤大学大学院修了ののち、現在、愛知専門尼僧堂堂長、正法寺、無量寺住職。曹洞禅の尼僧堂堂長として後進の育成はもとより、参禅指導や講演、執筆なども数多く、特に茶道・華道(教授)を通して一般へのわかりやすい禅の普及に努めている。なお、インドにおいてマザー・テレサの救済活動に参加、またヨーロッパ歴訪で修道院生活を送るなど海外での活動も幅広く、著書が各国で翻訳されるなど欧米でも反響を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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