出版社内容情報
どうすれば音大卒の若者は仕事にありつけるのか? 音楽家が社会に出て生き残るための道とは?――若き音楽家のための生き方指南書。音大に入ったらプロの演奏家になるのが当たり前?
どうすれば音大卒の若者は仕事にありつけるのか?
音楽家が社会で受け入れられ、生き残るための道とは?
成功とは何だろうか?
音楽家とはそもそも何なのか?
“――本書がめざすのは、将来演奏家としての活動を続けようという若者たちに、自分たちがなろうとしているのは「どんな種類の音楽家」であるのかを自由に考えてもらうことです。”(本文より)
音楽学生、音大卒業生は音楽家として、あるいは別の職業について、どう自立していくのか。世界中の若い音楽家と音楽教育の現場が直面している問題に、世界の音楽キャリア教育の専門家たちが答える。
文系廃止論が叫ばれ、音楽大学の将来が案じられる状況にある今、音大生そして音大が社会で受け入れられ、生き残るための道をグローバルな視点から探る。
ドーン・ベネット[ドーンベネット]
著・文・その他
久保田 慶一[クボタケイイチ]
翻訳
内容説明
音大に入ったらプロの演奏家になるのが当たり前?どうすれば音大卒の若者は仕事にありつけるのか?音楽家が社会で受け入れられ、生き残るための道とは?世界中の若い音楽家と音楽教育の現場が直面している問題に、世界の音楽キャリア教育の専門家たちが挑む!
目次
第1章 音楽、音楽家、キャリア
第2章 音大生のキャリア再考―将来も自分らしくあり続けること
第3章 アメリカで学んだ音楽家たち―教育、チャンス、産業界の変化
第4章 決められた道筋、それとも紆余曲折―プロの音楽家への道
第5章 生き延びるためのスキル・資質・やる気
第6章 社会とつながる音楽家
第7章 時代の変革と生涯学習へのチャレンジ
第8章 音楽家のプロティアン・キャリアを考える
著者等紹介
ベネット,ドーン[ベネット,ドーン] [Bennett,Dawn]
オーストラリアの西オーストラリア州パース市にあるカーティン大学の教授で、The Employability and Creative Workforce Initiatives代表。研究テーマは高等教育におけるエンプロイアビリティの育成。オーストラリアの国家教育評議会ならびに高等教育アカデミーの委員、国際音楽教育学会ルートレッジ・シリーズの編集顧問、国際音楽教育学会ならびにオーストリア音楽評議会の理事を務める
久保田慶一[クボタケイイチ]
東京学芸大学教授を経て、国立音楽大学教授・副学長。専門は西洋音楽史、特に18世紀ドイツ音楽史。近年は音楽キャリア研究にも従事。公益財団法人音楽文化創造理事、日本音楽芸術マネジメント学会理事、元・日本教育大学協会音楽部門代表、日本チェンバロ協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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