出版社内容情報
『マタイ受難曲』と『ミサ・ロ短調』の作曲に込めた大バッハの想いとは? 独自の聖書研究から導き出された“神学者”バッハ像。
内容説明
バッハは「聖書」をどう読み込んでいたか『マタイ受難曲』『ロ短調ミサ』の作曲に込めた思い…長年の聖書研究から導き出された“神学者バッハ”像を広大に描く。
目次
神の職人
数のイコノロジー
「時」と「創造」―『ミサ』・バッハと「歴史」
0.618―十字架と神のダンス
さわやかな夕べに―バッハが読んだマタイ福音書・受難物語
神の宴・神の形而上学―『ロ短調ミサ』講解
バッハを弾く―バロック運指法歴史と実践
Cantable Art・断想
著者等紹介
丸山桂介[マルヤマケイスケ]
1943年、東京生まれ。日本大学芸術学部音楽科卒(専攻・楽理)。ハンブルク(1982年)、シュトゥットガルト/ライプツィヒ(1986/87年)でバッハ、並びにベートーヴェン研究。現在、東京音楽大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。