バッハから広がる世界

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  • サイズ A5判/ページ数 457p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393937679
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0073

目次

1 バッハ再考(バロック音楽とバッハ;『マタイ受難曲』の初期稿について―偽アルトニコル写本の成立と音楽的特徴;『ヨハネ受難曲』(一七二五年稿)上演ノート ほか)
2 バッハとシェーンベルク(バッハから広がる世界;改革者の肖像―シェーンベルク小伝;シェーンベルクとウィーンの聴衆 ほか)
3 音楽史とその方法(音楽学の発展における作品研究と伝記研究;中世の音楽理論―グロケイオ「音楽論」について;オーストリア音楽の歴史と現在 ほか)

著者等紹介

樋口隆一[ヒグチリュウイチ]
音楽学者・指揮者。1946年4月9日、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒、同大学院博士課程中退。ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生としてドイツ留学。テュービンゲン大学でG.フォン・ダーデルセン、U.ジーゲレに師事。1979年、バッハのカンタータに関する研究(『新バッハ全集』I/34)で同大学哲学博士。A.スムスキーに指揮法を師事し、シュトゥットガルト聖母マリア教会で合唱指揮者を務めた。帰国後、音楽学者、指揮者、評論家として多彩な活動を展開。2000年、明治学院バッハ・アカデミーを設立し芸術監督に就任。明治学院チャペルを本拠にバッハを中心とした教会音楽の大作を次々と上演。明治学院大学芸術学科教授。DAAD友の会会長。音楽文献目録委員会委員長。1988年に京都音楽賞、1989年に辻荘一賞を受賞。2002年にはバッハとシェーンベルクの研究・指揮・普及に対して、オーストリア学術芸術功労十字章が授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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