出版社内容情報
名盤鑑定百科シリーズの著者による名曲名盤の篩「指揮者篇」。巨匠時代から現代まで、コンダクターシップの変遷を描く。CD案内付。名盤鑑定百科シリーズでお馴染みの著者による名曲名盤の篩「指揮者篇」。時代の流れとともにコンダクターシップはどのように変遷してきたか。巨匠時代の采配から今日の精緻なアンサンブル志向まで、指揮者とオーケストラの協働の姿を活写。CD案内付。
吉井 亜彦[ヨシイツグヒコ]
1944年、旧満州生まれ。早稲田大学卒業。詩集『獣の痛み』で小野梓文芸賞受賞。音楽評論、詩の分野で活動。著書に『音楽空間』(三一書房)、『名盤鑑定百科シリーズ』(春秋社)他。
内容説明
指揮者、様々な境涯、リーダーシップはどう発揮されてきたか。巨匠時代の「個性的采配」から現代の「精緻なアンサンブル志向」まで、指揮者とオーケストラの協働のありようを歴史的かつ今日的視点から考察し、音楽の意味を問い直す試み。
目次
1 和を以て貴しとなす―ライナーとセルの時代と現代
2 変貌と成熟と―マゼール、アバド、そしてハイティンク
3 歴史をひもとくごとく―ジュリーニの選択
4 批判精神の奥行き―チェリビダッケの領分
5 アンサンブルの流儀―小澤征爾が行く
6 夭折、または時を奪われた才能―カンテッリ、そしてアルヘンタ、ケルテス
熟成するコンダクターシップ―朝比奈隆とギュンター・ヴァント
著者等紹介
吉井亜彦[ヨシイツグヒコ]
1944年、旧満州生まれ。早稲田大学卒業。詩集『獣の痛み』で小野梓文芸賞受賞。音楽評論、詩の分野で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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