プーランクを探して―音楽と人生と

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  • サイズ A5判/ページ数 389,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393935736
  • NDC分類 762.35
  • Cコード C0073

出版社内容情報

没後50年決定版評伝。聖と俗、前衛と保守、複雑にしてシンプル。魅惑的な作曲家の素顔と20世紀フランス音楽界を愛情込めて描く。

【著者紹介】
放送作家、詩人、日本語教師。ラジオ、テレビ等の台本を多数手がけるかたわら、「音楽文芸」の分野で言葉と音楽の関わりを研究している。東京藝大大学院博士課程在籍。日本脚本家連盟、日本詩人クラブ会員。

内容説明

20世紀、黄金期のパリに生きた作曲家。彼は何を見、誰を愛し、何を音楽で語ろうとしたのだろう?その生涯と全作品をたどる本格評伝。

目次

第1章 悪童とピアノ―FP1 1899~1916
第2章 デビューと六人組―FP3~33 1917~22
第3章 大舞台とカミングアウト―FP36~51 1923~31
第4章 大恐慌とメセーヌたち―FP60~80 1931~35
第5章 信仰と転機―FP81~100 1936~39
第6章 戦争と成熟―FP101~127 1939~45
第7章 電波と飛行機―FP128~156 1945~47
第8章 アメリカのパリジャン―FP144~156 1948~53
第9章 二つのオペラと「死」―FP157~171 1954~59
第10章 栄光と黄昏―FP166~185 1959~64

著者等紹介

久野麗[クノレイ]
放送作家、詩人。テレビ、ラジオ等の台本を多数手がけるかたわら、「音楽文芸」の分野で言葉と音楽の関わりを研究している。東京藝術大学大学院博士課程在籍。日本脚本家連盟、日本詩人クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

汲平

0
20世紀初め、フランスの音楽家プーランクの伝記です。プーランクは大きな製薬会社の御曹司で、「金持ちけんかせず」の言葉通りモーツァルトのように大司教と喧嘩したり、ワーグナーのように王様を鼻であしらったりしないので、血沸き肉踊るというわけにはいかず、比較的淡々と当時の芸術家たちとの交流が描かれています。なので、当時のパリの芸術環境を知らないと読み通すのはかなり辛いです。正直私も何度も睡魔と格闘しました。特に歌曲の作曲家なので、詩人は要チェック。それでも、数少ないプーランクの日本語の伝記として貴重な著作です。2014/08/10

sakase

0
伝記。時系列的に作品を紹介しながら 広い交友と行動を生き生きと描いている。プーランクを聴きたくなりました。力作です。☆4つ。2014/03/11

vonnel_g

0
20世紀の作曲家の伝記。登場する芸術家の豪華さにめまいが。多作の人だったのだなあ。作品をもっと聴いてみたい。2014/01/15

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