出版社内容情報
バッハの人生を辿りながら、カンタータや受難曲のすばらしさ、時代を超えた普遍のメッセージを最新の研究をもとに語りかける入門。
内容説明
バッハの生涯をたどりながら、宗教音楽のすばらしさ、聴きどころをやさしく語りかけるコンパクトなバッハ入門。
目次
バッハと日本、バッハと私たち
若き日のバッハ
ミュールハウゼン時代のカンタータ『神の時は最善の時』
「狩りのカンタータ」
ワイマール宮廷とカンタータ
ケーテン宮廷楽長バッハ
ライプツィヒの教会音楽とバッハ
コラール・カンタータ
『ヨハネ受難曲』の謎
『マタイ受難曲』の初期稿と後期稿
ライプツィヒの市民生活と世俗カンタータ
『クリスマス・オラトリオ』
バッハの晩年と『ミサ曲ロ短調』
著者等紹介
樋口隆一[ヒグチリュウイチ]
音楽学者・指揮者。1946年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程中退、DAAD奨学生としてドイツ留学、テュービンゲン大学哲学博士。「新バッハ全集」校訂者としての国際的研究活動を経て、明治学院大学文学部芸術学科教授。国際音楽学会副会長。音楽文献目録委員会委員長。DAAD友の会会長。京都音楽賞研究評論部門賞、辻荘一賞受賞。オーストリア学術芸術功労十字賞受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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