指揮者かたぎ

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393935613
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0073

内容説明

世界を駆けめぐるシェフの棒加減、パリ発アジア経由パリ着のジェットストリーム、燕尾をまとった旅がらすは今日もゆく…。

目次

1 指揮者が行く(ブーローニュの森より;ジェットストリームの流れとともに;高原の風に吹かれて;銀雪にエルサレムを想う;地中海の北から南から;パリとアジアの狭間で;束の間の休日;秋、寺、そして友;冬、海、そして母;春、旅、そして人;夏、雨、そして時;パリからパリへ)
2 指揮者のカデンツァ(絆と轍;ロマネスク;クラナッハからシャルダンへ)

著者等紹介

矢崎彦太郎[ヤザキヒコタロウ]
指揮者。1947年東京生まれ。上智大学数学科中退後、東京藝術大学指揮科入学。75年ボーンマス交響楽団を皮切りに本格的に指揮活動を開始。79年より、パリに活動の拠点を置く。2002年より東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団首席客演指揮者。アジアのオーケストラ育成にも関わり、多大な成果を上げる。2000年よりバンコク交響楽団名誉指揮者、04年から09年まで同楽団音楽監督・首席指揮者、05年よりジャカルタのヌサンタラ交響楽団音楽監督、09年よりガラヤニ・ワタナ・オーケストラのアドヴァイザーを兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Kaname Funakoshi

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指揮者による、主に音楽でないことに関するエッセイ集。技芸に優れた人は、それ以外の分野についても深い見識を持っていることが期待されて、それに応えてしまうものなんだな2016/11/19

kino

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知性と感性と教養。2012/02/10

千葉さとし

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東京シティフィルの首席客演指揮者としての活躍が知られるマエストロによる、まさにエッセイといった趣の文章が並ぶ一冊。世界各地での経験やそこで受ける印象、教養に裏打ちされた知見、そしてこのマエストロと言ったら美食、ですね(笑)。本人は謙遜されておりますが、なかなかのエッセイストとお見受けいたしました。同じ指揮者でも饒舌な語りとユーモアが楽しめた故岩城宏之さんとは対極的に感じられました。2011/08/25

takataka

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「音楽の友」と「モーストリー・クラシック」の 両方で新刊紹介され 評判がよかったので 図書館から借りてきました。 パリと日本の両方を拠点とした方のようですが 今回初めて知りました。 指揮やオーケストラについてというよりは パリや日本、それに仕事で滞在した各国の 描き方にセンスがありますね。 2011/07/24

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