からだで変わるピアノ

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  • サイズ B6判/ページ数 164p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393935583
  • NDC分類 763.2
  • Cコード C0073

出版社内容情報

初学者から腕達者までまじめだからこそ上達しないピアノ愛好家のために。ラクに弾く身体を意識するとみるみるピアノが上手くなる。

内容説明

一生懸命なのに進歩しない、やる気はあるけど長続きしない…。好きだからこそ真面目に練習し過ぎてしまう人のための、ピアノとの新しい関係の育み方。つらい訓練にさよならをして、自分に合った自然な身体の使い方を目指せば、きっとピアノは上達する。

目次

第1話 ラクに弾くために
第2話 いつも確認したいこと
第3話 自然な身体の使い方
第4話 テクニックは助け合い
第5話 弾けない原因を取り除く
第6話 音楽と向き合う
第7話 ピアノとの良い関係
第8話 練習の取り組み方

著者等紹介

宇治田かおる[ウジタカオル]
ロンドンの英国王立音楽大学(RCM)卒業、同大学大学院ディプロマコース修了。フィンランド中央音楽院特別クラスにて研鑽を積む。ピアノを尾高惇忠、P.Carroll、Yu Chun Yee、N.Juzhanin、伴奏をR.Gerald各氏に師事。1998年、第10回P.Lantier国際コンクール優勝(パリ、室内楽)。サンクトペテルブルグ・アカデミック・シンフォニーオーケストラとの共演のほか、国内外のコンサートにソロや室内楽、伴奏で多数出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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フロッキー

23
ピアノ独学者の身としては、間違った身体の使い方でいくら練習しても上達しない、柔軟性がとにかく大切、基礎とは正しい身体の使い方をマスターすること、という自分では気付かなかった点を勉強できた。 しかし、図が少ないため「手を前に出す」といわれても理解できない部分もあった。2017/07/15

Sachi

6
支えが柔軟性と動きのエネルギーによってできるものという所がなるほどなぁ思いました。だいたい繰り返し練習しても弾けるようになってこないところは、体のどこかが固くなっていることが多い。よく自分の身体の感覚と実際の動きを観察しながら練習したい。教える立場の人にとっても良い本だと思いました。2015/05/11

古西 広之

5
ピアノは良い楽器です、初めての人でも音は出る。 だけど、同じピアノでも上手い人は違う楽器かと思うほどの音が出て、ちゃんと音楽になる。 上手になるために何か特別な体の使い方を指導するのかと思ったら、逆だった。 本来の体の機能を自然に使った弾き方というのは考えたことがなかったので、ちょっとびっくり。 ハノンやツェルニーで苦痛を感じた子供時代に、基礎の概念とか体と向き合う指導があれば少し違ったかも。 人に聞かせるレベルでなくても、自分が楽しめるようになると良いね。2019/04/15

スリカータ

5
イメージが固まらない様に意図的に図解や写真の一切を載せなかったとあとがきに書いてあったが、文章だけで理解するには相当な読解力が要るだろう。個人的には、跳躍(距離ではなく着地点を意識する)やスタッカート(跳ねずに、レガートのまま指先で音を切る意識)の解説が参考になった。先を焦らず、確実に弾ける速度まで落とす方が早道なのだ。2018/04/22

あやこん

3
44年ぶりにピアノを再開して、結構没頭中。しかし、手は動かない。何かヒントが欲しくてこちらへ。一つ参考にならないのは、私が今回始めたのは電子ピアノだから。ピアノとは別物。力のコントロールとか。だから参考になったようなならないような。あー本物のピアノが欲しくなるが、込み入った住宅地では難しい。2022/04/08

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