サウンド・エデュケーション (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 182p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393935439
  • NDC分類 760.7
  • Cコード C0073

内容説明

音を通じて、身近な環境と自由で豊かな関係を取り結ぶ試み。サウンドスケープ思想の実践、音・耳・心のための100の課題集。

著者等紹介

シェーファー,R.マリー[シェーファー,R.マリー][Schafer,R.Murray]
1933年、カナダ、オンタリオ州サーニャ生まれ。トロント王立音楽院で作曲を学ぶ。65年、世界サウンドスケープ・プロジェクトを設立、世界各地で音環境の調査研究を行なう。作曲、著作、教育等、多方面で活躍

鳥越けい子[トリゴエケイコ]
青山学院大学総合文化政策学部教授。音楽学、サウンドスケープ研究

若尾裕[ワカオユウ]
神戸大学発達科学部教授。作曲家。即興演奏から音楽療法まで幅広く活動

今田匡彦[イマダタダヒコ]
弘前大学教育学部教授。音楽教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

FFFT

5
本書の100の課題をやってみたら自分の周囲にあふれる音についての認識がちょっと変わって面白いかも。音響、環境デザインなどに携わってる人ってこういうようなこと考えてたりするのかな。2012/03/16

さよ

2
自分がいかに、「聴く」という行為について無意識的だったんだなあ、ということに気づかされた。百の課題、どれだけできるかな。2015/06/19

かす実

1
聴覚世界の解像度が低い。私は音楽をやっているのにも関わらず、好きな人の足音も見分けられないということだ。人間の進化の結果だ。もしかしたら自然の音の中にもっと、美しい世界が広がっているんじゃないか、私が知らない気づいてないだけで。ということで、この本の中にあるアクティビティを仲間と実践しようとしている。2019/10/16

0
課題図書。音の世界に潜る為の実践書。ひとつひとつ実行するのは後にして通読。「聴く」という行為を聴覚以外で体感するようにならないと捉えにくい内容かも。サウンドスケープを整えるというのは漠然と行っていた事ではあるけれど、整える為に何をどう行えば良いのか。感覚的に行っていた事をより深めて言語化するのはとても難しい。難題。しかし楽しい。追記。耳には蓋がない、と冒頭にある。身体的部位として無いのであって、意識的にも無意識にも働く、見えない蓋は備わっている。サウンドスケープを整えるためには必須の機能である。2014/09/09

aof

0
自分の中で、身体性についてずっと考えていて、この本の冒頭にあったより良く聴くって、なんかすごい新鮮だった。なだれ込んでくる刺激をただ感じるのではなく、主体的に感じる。感覚を言語化する。そして、デザインする。今、やってることとつながる。いろんなことがつながってて、面白い。2013/12/26

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