内容説明
伝説のピアニスト エルヴィン・ニレジハージ、“フォルティッシモの大馬鹿野郎”の人生行路。
目次
前奏曲―エルヴィン・ニレジハージという風変わりな事例
1 音楽の神童―1903‐20年
2 ピアノ界の若きリスト―1920‐28年
3 金のために―1928‐72年
4 忘却の淵から戻ってきたピアニスト―1972‐80年
5 どんでん返し―1980‐87年
後奏曲―ニレジハージの遺産
著者等紹介
バザーナ,ケヴィン[バザーナ,ケヴィン][Bazzana,Kevin]
1963年カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州キロウナ(Kerowna)に生まれた音楽史家、伝記作家。カリフォルニア大学バークレー校で音楽史の博士号を取得。同郷の世界的なピアニスト、グレン・グールドの演奏を論じたその博士論文に基づく最初の著作(97年、邦訳『グレン・グールド演奏術』2000年)により、気鋭のグールド研究者として世界的に注目される。1995年よりグールド研究雑誌『グレングールド』の編集に携わるほか、音楽関連のフリーの著述家、講演者として活動する
鈴木圭介[スズキケイスケ]
1955年東京生まれ。東京外国語大学大学院修了。フランス現代思想・文学専攻。映画、建築、音楽等の翻訳・著述に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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