出版社内容情報
斉唱をめぐって教育現場からジャーナリズムまでの議論は、曲そのものの関心は皆無である。音楽としてのありよう考察する。
内容説明
「君が代」はどのように歌うべきか。音楽の理論的理解のために、教育現場への提言。
目次
1 「君が代」考
2 「唐楽六調子」考
3 中国の「七声名」考
4 「曙調子」考
5 「音楽用語」問題(Clefとは何か;Temperamentとは何か ほか)
著者等紹介
東川清一[トウカワセイイチ]
1930年、富山生まれ。音楽学者。1957年、東京芸術大学楽理科卒業。1965~67年、アレキサンダー・フォン・フンボルト財団給費留学生としてケルン大学音楽学研究所に留学。東京学芸大学教授、東海大学教授を経て、東京学芸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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