「君が代」考

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 211p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393935118
  • NDC分類 767.51
  • Cコード C0073

出版社内容情報

斉唱をめぐって教育現場からジャーナリズムまでの議論は、曲そのものの関心は皆無である。音楽としてのありよう考察する。

内容説明

「君が代」はどのように歌うべきか。音楽の理論的理解のために、教育現場への提言。

目次

1 「君が代」考
2 「唐楽六調子」考
3 中国の「七声名」考
4 「曙調子」考
5 「音楽用語」問題(Clefとは何か;Temperamentとは何か ほか)

著者等紹介

東川清一[トウカワセイイチ]
1930年、富山生まれ。音楽学者。1957年、東京芸術大学楽理科卒業。1965~67年、アレキサンダー・フォン・フンボルト財団給費留学生としてケルン大学音楽学研究所に留学。東京学芸大学教授、東海大学教授を経て、東京学芸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bass

1
日本の伝統音楽や中国の古楽を西洋音楽の脈絡で理解するには、階名を媒介にすると分かりやすい、という趣旨。古代中国で、所謂平均律や純正律に接近する課程のダイジェストや、当たり前に使われている音律や調号という用語に潜む問題点など、面白い話題が多い。2015/09/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1832644
  • ご注意事項