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音を投げる―作曲思想の射程

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393935064
  • NDC分類 761
  • Cコード C0073

内容説明

創造への根源的問いかけ。音・沈黙が“音楽”になるとき。18世紀以来の音楽思想を解体する。

目次

1 音、音楽、言葉(音、音楽;言葉としての音楽;超越への耳―神秘主義と神秘主義者音楽;音楽に於ける言葉、構造、意味―十八世紀思想の超克に向けて)
2 時間の形(音楽のディスコース―定義の試み;器としての世界―ケージの音楽に於ける時空間の様態)
3 伝統、教育(音楽を倣う;伝統というもの;現代の作曲家と「伝統」(講演))
4 散題二篇(「書くこと」の衰退;音楽批評の役割)

著者等紹介

近藤譲[コンドウジョウ]
作曲家。1947年生まれ。東京芸術大学作曲科卒。ロックフェラー3世財団、ブリティッシュ・カウンシル等の招聘でニューヨーク、ロンドン等に滞在。内外の多くの国際音楽祭にテーマ作曲家として招かれ、また、欧米の様々な主要機関・演奏団体から作曲委嘱を受けている。エリザベト音楽大学教授を経て、お茶の水女子大学文教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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pintarou

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音楽学者のエリートが当然のように現代音楽に進んで、行き詰まり、なおも衒学的な立ち位置をくずさない。正統的な音楽学の視点はこんなものかと思わせる。でも、ちょっと古めかしい印象。2010/04/06

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