内容説明
音楽家、アスリート、演劇人、ビジネスマン…すべての領域の表現者へ贈る、心身コントロール法入門。
目次
1 認識のウォーミング・アップ
2 習慣的な行動に気づく
3 身体の調整作用を知る
4 頭から動く
5 アレクサンダーの二つの大原則
6 結果とプロセス
7 アレクサンダー・テクニークとは
8 アレクサンダー・テクニークの応用
9 感覚のドアをあける
10 日本人のアレクサンダー・テクニーク
対談 「身体と声を考える」
著者等紹介
小野ひとみ[オノヒトミ]
声楽家、アレクサンダー・テクニーク教師。相愛大学講師。大阪音楽大学卒業後、欧米各国で学ぶうちにアレクサンダー・テクニークに出会う。91年にアマック・コーポレーションを設立、音楽家のための研究・演奏の場を主宰するかたわら、93年より日本人初のSTAT(アレクサンダー・テクニーク指導者協会)公認教師として活動を始める。コナブルのボディ・マッピングを教えるアンドーヴァー・エデュケーターズ日本代表としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うりぼう
29
私のアレクサンダー・レッスンの師匠の黒田先生のオススメ本。先生も彼女の合宿に参加するそうな。それで、即買い、即読。レッスン経験者には、うんうんと頷くばかりですが、やっぱり、初学者が大変かも。読みならが自分も同じ動きをしてみるといいかな。鴻上さんとの対談が最後にありますが、これを読んでやっと少し判ったという人もいたと思う。未知のこと、常識と違うことを学ぶためには、既知と未知を繋ぐ言葉を持つ人の存在が必要で、小野さん自身もそれに挑戦された本。彼女も、鴻上氏も佐々木氏のいう「キュレーターの時代」の1人なのだ。 2012/05/25
りえこ
24
何冊か読んだ中で、とてもわかりやすく良かったです。2016/09/07
りえこ
19
気づくようにすること、最初の入り口を考えていて読み返しました。わかりやすくて良い本。2017/05/09
りえこ
12
人に貸す前に、思いだし読みをしました。わかりやすく引っかかる内容がたくさんで、素晴らしい本だと思います。2017/11/03
chie
12
「インヒビション」は日常の習慣的な行動にストップをかけ、意識にスペースを作る。読んでいる時は簡単そうに思えたけれど、やってみようと思うと何をどうしたらいいのか、うまくいかない。やりたいことというのはその過程を検証していくと、実に細かな動作で成り立っていることを思いしらされる。日常生活を生きたものにするための方法が、こんなにシンプルだとは。まずは、ここからかな。2016/04/15