読譜力―伝統的な「移動ド」教育システムに学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 203p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393935019
  • NDC分類 375.76
  • Cコード C0073

内容説明

ドレミ式音名唱(音名法)としての「固定ド」には反対!純正律教育のためには「移動ド」=階名唱に留まれ!「移動ド」教育のためにはまず簡易譜の使用を!正しい読譜法と視唱指導の実際。

目次

序 三つの問題提起
1 ドレミ式音名唱の誤りと弊害
2 伝統的な「移動ド」教育システムに学ぶ
3 簡易譜の導入を―「移動ド」教育の促進のために
4 現行の小中学校学習指導要領の見直しにむけて
補遺 簡易譜のすすめ

著者等紹介

東川清一[トウカワセイイチ]
1930年、富山生まれ。音楽学者。1957年、東京芸術大学楽理科卒業。1965~67年、アレキサンダー・フォン・フンボルト財団給費留学生としてケルン大学音楽学研究所に留学。東京学芸大学教授、東海大学教授を経て、東京学芸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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bass

1
いわゆる音感のことを東川は「音楽的記憶力」と呼んでいる。これを階名と結びつけて習得した上で、簡易譜の読み書きと繋げてから五線譜に進む、というプログラムを提唱している。五線譜上のおたまじゃくしを鍵盤と対応させ、反射するのでは、音感の裏付けはないことになるのだろう。マイナー・スケールの変種が2つのキーの合成であるという話には驚いた。2015/10/03

ゆうちゃん

0
飛ばし読みで読了。本書は音楽を教える側の人のために作られた本と思われるる。最近ピアノを習い始めた者には、よく内容を飲み込めなかった。2013/02/17

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