ドキュメント ショパン・コンクール―その変遷とミステリー

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  • サイズ B6判/ページ数 337,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393934913
  • NDC分類 763.2
  • Cコード C0073

内容説明

演奏を審査するということはどういうことか。ショパンに挑む若きピアニストたちのドラマ。

目次

序 世界中の若者を集めて―ショパン・コンクール前夜
1 国家を背負って
2 復活、黄金時代へ
3 円熟と混迷の時代
4 フィーバーの蔭に―コンクールの行方
5 客席にて

著者等紹介

佐藤泰一[サトウタイイチ]
1938年生まれ。62年、東京大学工学部卒業。富士製鉄(株)・新日本製鉄(株)技術研究者、富山県工業技術センター所長を経て、技術コンサルタント、音楽評論家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユミセツカヤ

2
データを個別に提示してあり、事実からいろいろな想像をした。2000年の回は著者が客席にいて、臨場感もあったが、それまで、分析的に語っていた文体と比べて、少し違和感を感じた。が、全体的にはコンクールの良し悪し、価値観の相違、それぞれの国のナショナリズムが垣間見られ、面白く読む事が出来た。ショパンコンクールで優勝しても、その後は保証されない、有名であり続ける人は本当に一握りなのだ、と厳しい世界である事を感じ、自分が音楽をやっている事と結びつけ、コンクール(評価される場所)との距離感を考えさせられた。2016/08/09

かみけん

0
2000年が最後だったのが残念。データ分析的なのに驚いたが新鮮。2021/11/16

kimoiue

0
いやぁ。第1回からよく調べたもんだなぁ。今はYouTubeでチャチャッと音源が出てくるから便利な世の中になったもんだ。 2021のショパコンでも、3階のバルコニーだとまったく音色が聴こえないコンテスタントがいた!ってtweetがあったりして、オンラインと会場では全く別物として聴こえるんだろうねぇ。奥が深いわ。 5章の客席にて。優勝したユンディ・リさん・・・売春で拘束されました。ナイスタイミング!2021/10/24

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