出版社内容情報
現代の東京に残る「江戸」の余韻を,歴史的資料を片手にフィールドワークを試みたユニークな観察記。「時の鐘」をめぐる江戸のサウンドスケープと音の文化のありようを探る。
内容説明
「鐘の音」と「静けさ」…江戸のサウンドスケープ。今日の東京に残る「江戸」の音を求めて資料を片手にフィールドワークを試みたユニークな観察記。
目次
上野、時の鐘
日本橋石町、時の鐘
浅草寺、時の鐘
本所横川町、時の鐘
芝切通し、時の鐘
市ヶ谷八幡、時の鐘
赤坂、時の鐘
目白不動、時の鐘
四谷天龍寺、時の鐘
巣鴨子育稲荷、時の鐘
下大崎寿昌寺、時の鐘
中目黒祐天寺、時の鐘
深川、牛込、池上、時の鐘
江戸近郊の時の鐘、岩槻、川越
鐘の音に魅せられて
著者等紹介
吉村弘[ヨシムラヒロシ]
1940横浜生まれ。1964早稲田大学文学部美術科卒業。現在、国立音楽大学音楽デザイン学科非常勤講師。千葉大学工学部工業意匠学科非常勤講師
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