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出版社内容情報
豪華絢爛,オペラの世界。虚々実々の人間模様から奇想天外スペクタクルまで,オペラの醍醐味を縦横無尽に語った面白ハンドブック。人間像と物語に焦点をあてた恰好の入門書。
内容説明
オペラ通は人間通。虚々実々の人間模様、豪華絢爛、オペラワールドにようこそ!「登場人物」の心の機微を読み解いた、わかりやすくて、めっぽう愉快な入門書。
目次
オペラを観よう!入門15の扉(純情聖女はオペラの花;悪女ももちろんよりどりみどり;“男”もやっぱりオペラの華;不倫が生む究極の音楽 ほか)
オペラ、千夜一夜(オペラに向く作曲家、向かない作曲家;台本と音楽の玄妙なる関係;オペラ上演残酷物語―『ミーティング・ヴィーナス』;異国趣味のスタンス ほか)
オペラを観よう!―予習の仕方(オペラを観るまで;どんな場所、どんな「オペラ」を)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
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専門用語を避け、わかりやすくオペラを紹介していた。面白く書こうとして空回りしている部分が散見される。映像ソフトの紹介を断念したとの記述があるが残念だ。著者のすすめるものなら是非見てみたい。2015/03/11
うな坊
0
おもしろかった。分厚い本だが、紙が厚いせいか、それほどの頁数があるわけではない。「魔弾の射手」「ドン・カルロ」などもう少し取り上げて欲しいオペラはあるが、それを言ったらきりがない。概ね穏当な選出だったと思う。作曲技法に踏み込んだ説明が欲しかったが、そうすると、一般の読者にはわかりにくいので避けたのだろう。それも仕方がない。いずれにしても十分楽しめた。なお、人生がローギアに入っているときはオペラを楽しめなかったが、今は楽しめるようになったという記述に同感。オペラを楽しめる自分の境遇に感謝したい。2011/01/12