内容説明
“時代を超えた”創造の核心深遠な音楽思考の精華。今日の創造的な演奏のために、我々は今いかにしてベートーヴェンと向き合うべきか。音響、記憶、ネットワーク…稀代の作曲家=ピアニストならではの斬新な視座で創作の場に深く踏み込み、新たな可能性を探る。250年の時空を超えた比類なき応答。譜例多数。
目次
第1番ヘ短調作品2‐1
第7番ニ長調作品10‐3
第8番ハ短調作品13―悲愴
作品13から作品27へ
第14番嬰ハ短調作品27‐2―月光
第17番ニ短調作品31‐2―テンペスト
第21番ハ長調作品53―ワルトシュタイン
第23番ヘ短調作品57―熱情
作品57から作品81aへ
第26番変ホ長調作品81a―告別
変ロ長調作品106―ハンマークラヴィア
第30番ホ長調作品109
第31番変イ長調作品110
第32番ハ短調作品111
著者等紹介
野平一郎[ノダイライチロウ]
1953年生まれ。作曲家、ピアニスト。東京藝術大学、同大学院修士課程作曲科を修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。作曲、ピアノ、指揮、プロデュース、教育等の多方面で活躍。サントリー音楽賞(2004)、芸術選奨文部科学大臣賞(2005)、紫綬褒章(2012)等受賞多数。現在、静岡音楽館AOI芸術監督、東京藝術大学作曲科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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