リヒャルト・シュトラウス―鳴り響く落日

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  • サイズ B6判/ページ数 404,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393931998
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0073

出版社内容情報

後期ロマン派最後の巨匠の生涯と創造の足跡をスケール雄大に描く。オペラ作曲の協働はいかになされたか。生誕150年記念出版。

【著者紹介】
1947年生まれ。クラシック・ギタリスト。音楽評論。『アントン・ブルックナー 魂の山嶺』『グスタフ・マーラー 開かれた耳、閉ざされた地平』(春秋社)。

内容説明

卓越した作曲技法と旺盛な音楽活動の内実、オペラ創作の協働の背景、政治と音楽…。波乱に満ちた生涯をダイナミックに描く。

目次

リヒャルト・シュトラウスの復権
塔の上の音楽師
青年指揮者
交響詩の季節
オペラの季節
第一次世界大戦
作曲家の日常
独裁前夜
第三帝国に生きる
第二次世界大戦
ガルミッシュの夕映え

著者等紹介

田代櫂[タシロカイ]
1947年長崎県生まれ。クラシック・ギタリスト、著述家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hepatica nobilis

8
 リヒャルト・シュトラウスはある時期から好きになり、CDも結構持っていて好きな曲も多い。著者も言うようにこの作曲家のイメージは歪で偏っていて、グールドが繰り返し述べているシュトラウス観は新鮮に感じていた(G・Gのピアノが好きなわけではない)。この著作は丁寧にシュトラウスの伝記を追ったもので、ごくマイナーな作品も取り上げている(オペラは筋書まで)。パウリーネ「悪妻」説も、ナチス協力説も検証して退けている。息子の嫁アリーチェのことなど、知らないことも多くとても興味深い内容の書物だった。2023/03/11

コットン

0
いろいろCDを聴き直しました… 2015/11/28

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