歌唱芸術の手引き

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  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784393930182
  • NDC分類 767.1
  • Cコード C3073

内容説明

1723年、バッハがライプツィヒに登場した年に著されたイタリア人声楽家ピエール・フランシスコ・トージの『古代と現代の歌手たちの意見、または装飾的歌唱についての見解』は、声楽家のみならず、音楽にたずさわる人々にとって重要なテキストとなった。1757年、バッハの高弟(作曲家にして音楽理論家)は、それをきめ細かな注釈付きのドイツ語訳として出版した…。バッハ演奏に欠かせない歌唱テクニックのすべて。

目次

第1章 歌唱教師が用いるための所見
第2章 前打音
第3章 トリラー
第4章 パッサージュ
第5章 レチタティーヴォ
第6章 特に音楽学生のための所見
第7章 アリア
第8章 カデンツ
第9章 現役の歌手が用いるための所見
第10章 旋律の恣意的変奏

著者等紹介

東川清一[トウカワセイイチ]
1930年、富山生まれ。音楽学者。1957年、東京芸術大学楽理科卒業。1965~67年、アレキサンダー・フォン・フンボルト財団給費留学生としてケルン大学音楽学研究所に留学。東京学芸大学教授、東海大学教授を経て、東京学芸大学名誉教授
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