さらば、食料廃棄―捨てない挑戦

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さらば、食料廃棄―捨てない挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 397p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393741535
  • NDC分類 611.32
  • Cコード C0061

出版社内容情報

食料の半分は捨てられている!不都合な真実に口を閉ざす人々、ユニークな発想で抗う人々に肉薄。捨てない未来を模索する希望のルポ。

内容説明

獲った魚の5割は瀕死で海に捨てられ、スーパーは食べられる商品を大量廃棄…。悪い冗談のような現実と、浪費社会に立ちむかうユニークな試みを追った渾身のルポ。エネルギー・食料自給問題に直面する日本人の羅針盤。

目次

消費熱と廃棄社会(食と命;食べ物はゴミではない;メイキング・オブ・『テイスト・ザ・ウェイスト』 ほか)
私たちの消費活動がもたらす世界的影響(浪費に対するヴェロニクの怒り;過剰文明;魚が絶滅する理由 ほか)
浪費社会から責任ある消費へ(満腹のバクテリアとパンの温かさ;国家、経済、科学ができること;一人ひとりができること)

著者等紹介

クロイツベルガー,シュテファン[クロイツベルガー,シュテファン] [Kreutzberger,Stefan]
1961年生まれ。政治学を専攻。フリージャーナリスト。環境、消費者問題、ならびに国際的開発協力を専門とした文筆業およびメディアコンサルタント。ドイツ環境基金の顧問

トゥルン,バレンティン[トゥルン,バレンティン] [Thurn,Valentin]
1963年生まれ。地理学を専攻。ミュンヘン・ドイツジャーナリストスクール卒業。フリーの映画監督として、テレビ局ARD、ZDF、およびARTEに40を超えるドキュメンタリー番組を制作。2006年には番組『Ich bin Al Kaida(私がアルカイーダだ)』がドイツ放送大賞にノミネート、2003年には『Genrevolution und Welthunger(遺伝子革命と世界飢餓)』で開発援助省のメディア大賞を受賞

長谷川圭[ハセガワケイ]
1993年に高知大学卒業、同年に渡独。ドイツのイエナ大学でドイツ語と英語の言語学(文法理論)を専攻し、1999年に修士号を取得。卒業後、同大学の教員として日本語やドイツ語の授業を担当する。2009年に翻訳家および日本語講師として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

33
先進国共通の問題は余った食糧をお金をかけて捨てているということだ。その問題にどう取り組むか、という実践が膨大なデータ(主にドイツ)とともに紹介されていく面白い本だった。映画も面白そう。ここでも魚の廃棄率が紹介されているが、魚市場が出す、まだ食べられるのに「商品にできない」と捨てる魚を見たら本当にだれもがつらくなると思う。もう限界はそこまで来ているのに、みんな目を向けようとしないのが恐ろしい。マグロも、ウナギも本当に限界なのだ。2020/02/04

更紗蝦

24
食料廃棄の問題を「消費者と小売業者だけの問題」として捉えず、「流通経路上の損失」や「収穫後損失」についても厳しく指摘しています。日本では廃棄の問題は「家庭で努力すべきこと」とか「小売業者が細やかな発注で解決すべきこと」とされて終わりにされてしまいがちなので、生産や流通も含めた視点は大事だと思いました。食料問題はどこか原子力問題に近いものがあるなぁ…となんとなく感じてはいましたが、この本で「食料品に本来の価格が反映されていないのは原子力エネルギーとよく似た構図」と書かれていて「ああ、やっぱり」と思いました。2020/06/16

壱萬弐仟縁

16
「現代における問題は、価格と価値の区別がつかなくなっていることにある」(8頁)。金銭感覚が麻痺している証。ヴィジュアルに食糧問題を解明する。食料は水なくしてできない。捨てる食糧の次に、次の食糧のための水が予約需要されているのである。水が枯渇、乾燥が進めば、当然、食料不足に陥るのは想定できる。脱感覚とは、調理時の汚れ、吐き気を催すすべてを避けること(133頁)。だから簡便化が進む。TIME誌にも書いてあった想定で、漁業は2048年に完全崩壊(162頁)。次世代は深刻。国連ミレニアム計画実現険し(206頁)。2013/12/15

Humbaba

7
五感で判断すればまだまだ食べられるものであっても,期日が来れば廃棄される.それどころか,まだ期日があるにもかかわらず,鮮度を維持するという名目で捨てられているものも多数ある.また,せっかく栽培されてもサイズ等の問題でそもそも選択肢にすら登れないものも数限りなくある.それらを有効活用することは,社会を健全化していく上で必要になるだろう.2013/04/17

えぬ

6
SDGsを学ぶ中で、JICA地球広場でオススメ本として紹介されていたので手に取る。 具体的に何が課題か、欧州のデータが中心だが驚きも多かった。その課題に消費者としてどう向き合っていくのか、知識で終わらせず具体的な行動にしていけるか2019/05/12

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