出版社内容情報
食料の半分は捨てられている!不都合な真実に口を閉ざす人々、ユニークな発想で抗う人々に肉薄。捨てない未来を模索する希望のルポ。
内容説明
獲った魚の5割は瀕死で海に捨てられ、スーパーは食べられる商品を大量廃棄…。悪い冗談のような現実と、浪費社会に立ちむかうユニークな試みを追った渾身のルポ。エネルギー・食料自給問題に直面する日本人の羅針盤。
目次
消費熱と廃棄社会(食と命;食べ物はゴミではない;メイキング・オブ・『テイスト・ザ・ウェイスト』 ほか)
私たちの消費活動がもたらす世界的影響(浪費に対するヴェロニクの怒り;過剰文明;魚が絶滅する理由 ほか)
浪費社会から責任ある消費へ(満腹のバクテリアとパンの温かさ;国家、経済、科学ができること;一人ひとりができること)
著者等紹介
クロイツベルガー,シュテファン[クロイツベルガー,シュテファン] [Kreutzberger,Stefan]
1961年生まれ。政治学を専攻。フリージャーナリスト。環境、消費者問題、ならびに国際的開発協力を専門とした文筆業およびメディアコンサルタント。ドイツ環境基金の顧問
トゥルン,バレンティン[トゥルン,バレンティン] [Thurn,Valentin]
1963年生まれ。地理学を専攻。ミュンヘン・ドイツジャーナリストスクール卒業。フリーの映画監督として、テレビ局ARD、ZDF、およびARTEに40を超えるドキュメンタリー番組を制作。2006年には番組『Ich bin Al Kaida(私がアルカイーダだ)』がドイツ放送大賞にノミネート、2003年には『Genrevolution und Welthunger(遺伝子革命と世界飢餓)』で開発援助省のメディア大賞を受賞
長谷川圭[ハセガワケイ]
1993年に高知大学卒業、同年に渡独。ドイツのイエナ大学でドイツ語と英語の言語学(文法理論)を専攻し、1999年に修士号を取得。卒業後、同大学の教員として日本語やドイツ語の授業を担当する。2009年に翻訳家および日本語講師として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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