内容説明
古今の哲学者たちの思考を批判しつつ、無為自然への回帰を説く。「無」三部作哲学篇。
目次
第1章 哲学の流れ(思想家の展望絵図;近世哲学者とその批判)
第2章 認識論(不可知界と真理;分別知の相対性と昏迷 ほか)
第3章 悟り(形而上学)(開悟;時空突破による開悟 ほか)
第4章 台風的発達論(世界観)(知の発達;社会の発達 ほか)
第5章 人は何を為すべきか(一口提言)(教育者は何を為すべきか;政治家の立場 ほか)
著者等紹介
福岡正信[フクオカマサノブ]
1913年、愛媛県伊予市大平生まれ。1933年、岐阜高農農学部卒。1934年、横浜税関植物検査課勤務。1937年、一時帰農。1939年、高知県農業試験場勤務を経て、1947年、帰農。以来、自然農法一筋に生きる。1988年、インドのタゴール国際大学学長のラジブ・ガンジー元首相から最高名誉学位を授与。同年、アジアのノーベル賞と称されるフィリピンのマグサイサイ賞「市民による公共奉仕」部門賞受賞
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