ネパールの山よ緑になれ

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393741283
  • NDC分類 653
  • Cコード C0061

出版社内容情報

森林が伐採され悪い水を飲んだ子供達が死んでいくネパール。活着率0.5%と言われた悪条件を克服し,現地住民と協力して20万本の緑を復活させるまでの感動のドキュメント!

内容説明

ヒマラヤ訪問の途次、偶然出会った少女を養女に迎えた著者は、ネパールへの援助活動を展開する。ネパールでは森林が伐採され、土砂崩れ、水源の枯渇が著しく、小児死亡率の第一位は悪い水による下痢だった。半年の乾季と畜害のため植えた苗が婚付くのは0.5%と言われていた悪条件を独自の方法で克服し、ついに20万本の緑を復活させるまでの、NGO活動の記録。

目次

第1章 闇からの声
第2章 育っていくきずな
第3章 5000本の苗
第4章 死すものと育つもの
第5章 援軍の拡がり
第6章 根を張っていく苗
第7章 試練の時
第8章 新たな出発

著者等紹介

安倍泰夫[アベヤスオ]
1938年生まれ。信州大学医学部卒、医学博士、小児科医。1970年よりネパールに通い、登山と医療活動をする中で、75年、現地の少女を養女にする。84年松本市にNGO‐カトマンドゥを設立。90年よりトリスリ地区に植林を開始、長野の牛乳パックリサイクル運動などと連携し、2001年までに20万本の植林を実現。現在、特定非営利活動法人カトマンドゥ専務理事、アクサ生命(株)社医
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