出版社内容情報
医療と宗教の統合の道を求めて、禅僧でありながら医師に転じて、いま「僧医」として活躍する著者の、全人的な「霊性の医療」とは。
医療と宗教の統合の道を求めて、禅僧でありながら医師に転じて、「僧医」として活躍する著者の、「霊性の医療」とは何か。現代西洋医学はもとより、伝統医学や補完医療の世界をも踏まえて、悩める患者さんの〈いのち〉のために、全人的な医療を切り開く。
【著者紹介】
1954年、愛媛県に生まれる。1979年、京都大学文学部哲学科卒業。京都嵯峨天龍僧堂にて修行。天龍寺派前管長平田精耕老師に嗣法。室号は岫雲軒。臨済宗師家として国内外で禅の指導につとめる。2006年、帝京大学医学部卒業。2010年より英国にて臨床研究。2014年、帰国し僧医として活動中。著書に、『禅僧が医師をめざす理由』『僧医として生きる』(春秋社)『祈る力――人が生み出す〈癒し〉のエネルギー』(角川新書)、共著に『闘う仏教――現代宗教論』(春秋社)ほか。
内容説明
すべての患者さんの幸せのために。医療と宗教の接点を求めて、禅僧のままに医師に転じて、僧医として活躍する著者が語る、霊性に基づく全人的医療とは。
目次
第1章 医療の元型としての安心問答
第2章 身体モデルと生命モデル
第3章 エネルギー医学とホメオパシー
第4章 ヒーリングは祈りである
第5章 医療メディテーション
第6章 周死期学とは
第7章 霊性の医療をひらく
著者等紹介
対本宗訓[ツシモトソウクン]
1954年、愛媛県に生まれる。1979年、京都大学文学部哲学科卒業。京都嵯峨天龍僧堂にて修行。天龍寺派前管長平田精耕老師に嗣法。室号は岫雲軒。臨済宗師家として国内外で禅の指導につとめる。2006年、帝京大学医学部卒業。2010年より英国にて臨床研究。2014年、帰国し僧医として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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