出版社内容情報
断食に出会って半世紀。アトピー性皮膚炎・肝臓病など難病の患者さんたちを救ってきた医学博士が、断食療法・生菜食健康法の発展の歩みをたどり実践のノウハウを披露する。
内容説明
難病の患者さんたちを数多く救ってきた断食療法・生菜食健康法の第一人者が、みずからの断食療法との出会いや、実践家として出発してから今日までの療法の深化・発展の歩みを、患者さんとの出会いや、成功例・失敗例・いろいろな工夫の実例など、さまざまな臨床例を通じてふりかえる。断食療法・生菜食健康法の持つ本当の意義や、実践のノウハウ、注意事項がありありとわかる。
目次
第1章 わが断食体験(第一回の断食で痔が治り、肝臓病も好転;長期断食の問題点がわかってきた;第二回目の断食と悪心、嘔吐 ほか)
第2章 断食療法の歩み(断食療法家としての出発;症状は疾病なのか、それとも療法なのか?;断食療法は原則として症状即療法の立場 ほか)
第3章 断食療法の未来(断食で遺伝子も変わる;何年にもわたる断食例も存在する;人類は少食・断食へと進歩する)
著者等紹介
甲田光雄[コウダミツオ]
1924年、東大阪市に生まれる。大阪大学医学部卒。現在、国際学士院大学客員教授、日本綜合医学会会長。医学博士。中学・陸軍士官学校以来病弱のため、しばしば休学をくり返す。その間現代医学の治療を続けながら回復せずこれに絶望を感じ、以来、西式健康法、断食療法、生菜食健康法など自然医学の研究に向かう。その後桜沢式食養など各種の民間健康法を自ら実践研究し、これらを応用するユニークな健康指導医として開業。もっぱら現代医学では難治とされる種々の疾患に挑戦して多くの治験例を挙げている
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