内容説明
ガン治療に心理療法はどのくらい有効か。治癒と心の問題を豊富な臨床経験に基づき易しく深く説き明かし、あわせて心身まるごとの治癒をめざす新たなカウンセリングの全貌を浮き彫りにする。
目次
カウンセリングの過去、現在、そして未来(大須賀克己)(社会は悩みに溢れている;カウンセリングの歴史と課題;カウンセリングの真髄;東西統合の知恵;ホリスティック(全体的)・カウンセリングの曙)
心と治癒(帯津良一)(医師と患者のつながり;医療の場の心理療法;心理療法の導入とその有効性;ホリスティック医学への道―帯津三敬病院の目指すもの)
著者等紹介
帯津良一[オビツリョウイチ]
1936年、埼玉県生まれ。1961年、東京大学医学部卒業。東大病院第三外科医局長、都立駒込病院外科医長を経て、帯津三敬病院名誉院長、帯津三敬塾クリニック院長、医学博士、調和道協会会長、日本ホリスティック医学協会会長
大須賀克己[オオスガカツミ]
1934年、茨城県生まれ。学習院大学大学院修士課程修了(哲学)。1964~71年、米国に留学し、カール・ロジャーズ博士にカウンセリングを、ロイ・シェーファー博士に精神分析を学ぶ。Loma Linda大学大学院教育学修士。日本グロースセンター研究所所長、カリフォルニア州認定カウンセラー、ランバート大学名誉博士、全日本気功連合会資格委員長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。