出版社内容情報
ロンドン時代のハイエクの知的交流を描いた記録集。ケインズとハイエクという紋切り型の対立を越えた、二人の関係が今明らかになる。
内容説明
ハイエクとケインズの世紀を越えた経済論争はここからはじまった。その全貌に迫る。
目次
第1部 ロンドン時代(ロンドンから見た一九三〇年代の経済学;エドウィン・キャナンの思い出)
第2部 ケインズ、スラッファとの論争(ケインズの「貨幣の純粋理論」についての考察;ケインズからの反論;ケインズへの返答;ハイエク~ケインズの初期往復書簡 ほか)
第3部 ケインズを回想する(ハロッド著『ケインズ伝』書評;ベヴァリッジ著『自由社会における完全雇用』書評;ケインズについてのシンポジウム―なんのために?;ケインズと「ケインズ革命」を回想する ほか)
著者等紹介
小峯敦[コミネアツシ]
1965年生まれ。龍谷大学教授。専門は、経済学史
下平裕之[シモダイラヒロユキ]
1966年生まれ。山形大学教授。専門は、経済学史、地域経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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