内容説明
自由と民主主義は両立できるのか!?「大きな政府」と「小さな政府」その対立と解決をさぐりながら新しい“国のモデル”を提案する。
目次
第1部 自由主義の再興にむけて(歴史家とヨーロッパの未来;モンペルラン協会の誕生―開会演説;十二年後の『隷属への道』)
第2部 自由主義とはなにか(自由主義社会の秩序はどうあるべきか;経済的自由の理想はどう受け継がれてきたのか;自由企業における道徳的要素;自由主義―その歴史と体系)
第3部 歴史と概念の正しい理解(歴史と政治;「社会的」という言葉―それはなにを意味するのか;政治思想における用語の混乱)
第4部 議会制民主主義の改革(自由主義国家のあり方;経済的自由と代議制政体;民主主義はどこへゆく)
著者等紹介
山中優[ヤマナカマサル]
1969年生まれ。皇學館大学社会福祉学部准教授。専門は、政治思想
田総恵子[タブサケイコ]
1956年生まれ。十文字学園女子大学社会情報学部教授。専門は政治学、国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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