内容説明
「人の支配」から「法の支配」へ―文明が勝ちえた最良の原理が国家の官僚化、法の形骸化により破壊されつつあることを警告する。
目次
第2部 自由と法(強制と国家;法、命令および秩序;法の支配の起源;アメリカの貢献=立憲制;自由主義と行政府=法治国家;個人的自由の保障;経済政策と法の支配;法の衰退)
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感想・レビュー
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かんまに
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この前の論文で自由の意味を説明して、この論文で自由と国民について論じております。 国家というのは法を制定できるわけで、法というのは強制を強いるもので、そんな強制力と自由のバランスについて語っております。 イマイチ理解できなかったので、あとで読み直す必要はありますな。 ただ、法と自由のバランスというのが各国で違うということはわかりました。 で、ナチスドイツや戦前の日本もこの流れで生まれてきたわけで、ソビエトや、キューバと違うということもわかります。 つまり、自由主義といわれている国において21世紀2010/02/16