貧者のホスピスに愛の灯がともるとき―山谷のひとびととともに

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393495360
  • NDC分類 492.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「きぼうのいえ」で多くの人を看取ってきた著者が、旅立った人たちの生と死を描いて終末期ケアのあり方と幸福な人生とは何かを問う。東京のドヤ街・山谷にホームレスのためのホスピス「きぼうのいえ」を開設して多くの人を看取ってきた著者が、「きぼうのいえ」で旅立っていった人たちのさまざまな人生行路とその最期を温かな視線で見つめ、「きぼうのいえ」をつつむ山谷の人々と、医療関係者・介護関係者の思いと行いを鮮やかに描く感動の書。「終活」が話題になるいま、終末期のケアはどうあるべきか、生と死の意味は何かを切々と問いかける。

山本 雅基[ヤマモトマサキ]
著・文・その他

内容説明

ホームレスのためのホスピス「きぼうのいえ」で旅立っていったひとびとの最後の日々を、無償の愛に生きようとする介護関係者の奮闘や山谷の街の暮らしとともに鮮やかに描く。「終活」が話題になる現代に、終末期ケアはどうあるべきか、生と死の意味は何かを問う。

目次

第1部 「きぼうのいえ」の住人たち(「きぼうのいえ」ってどんなとこ?;傾聴の大切さ;山谷で生まれ変わったひと ほか)
第2部 山谷のひとびと(山谷ではパンツも消える;山谷のハーモニカおじさん;おじさんは時給五〇円? ほか)
インタールード 死を待つ人の家
第3部 支えるひと、支えられるひと(山谷の赤ひげ先生;山谷は母性が救う;無言で返した看護のお礼 ほか)

著者等紹介

山本雅基[ヤマモトマサキ]
1963年生まれ。がんセンターで学生ボランティアをしたのち、難病と闘う子どもと家族を支援するNPO「ファミリーハウス」に参加、1995年、上智大学神学部司祭課程を卒業し、「ファミリーハウス」事務局長になる。2002年、東京都台東区北東部のいわゆる「山谷」に移り住んで、身よりのない高齢の生活困窮者やホームレスを看取るホスピス「きぼうのいえ」(二一室、二二床)を開設し、同所の施設長・理事長、および一般社団法人ヘルパーステーション「ハーモニー」代表理事を長く務める。2008年に社会貢献者表彰(社会貢献支援財団)、2012年に毎日社会福祉顕彰(毎日新聞社会事業団)、2014年に保健・文化賞(第一生命保険・朝日新聞社厚生文化事業団・厚生労働省)を受ける。現在は一般社団法人ハートウェアタウン山谷実行委員会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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SD

8
終末医療という新たな死のあり方を、貧困問題、特に路上生活者の現状と絡めてオムニバス形式で描いている(あくまで一連の流れを川のようには繋げているが。出会いを一つ一つ丁寧に描いている、といった感じだろうか、夏目友人帳の展開の手法に共通しているように思われる)。余命宣告を受けて残すは死しか待っていないホームレスの方々に、最期まで寄り添う、本当の意味での「支援」の形がそこにはある。マザーテレサがインドで行っているものに近いが、そちらよりも遥かに衛生的で患者の人権が守られていると言えよう。素晴らしい取り組みだ。2020/10/01

ゆかり

2
山谷地区の行き場も身よりもない方々のための終末期ケアの住宅「きぼうのいえ」。受入れて見送った人々の各ストーリーを丁寧に紹介。この世に生まれてから人は何かしらの罪悪感や心残りを持っている。ここでは一人一人に向きあい、受け止めて(肯定)、その時がくれば安心して旅立つお手伝いをしている。「生きている時もホームレスだが、死んでもホームレス」の言葉が染みる。「きぼうのいえ」で亡くなった方々だけでなく、希望する山谷に住む行き場も身よりもない人達のためにお墓を準備。きちんと死までの道筋も含めて寄り添うことを想う。。2021/10/20

愛希穂

0
後で2019/02/22

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