内容説明
京都人が伝授する、ホントの“京都”とは!生粋の京都人である著者が、ひそかな、知られざる京都の魅力を語る。ガイドブックでは知ることができない“京都”を、3つのキーワードから読み解く、異色の京都探訪。
目次
第1部 味わう(お弁当で本格的な京料理;若狭の「ぐじ」と京都人;鱧を食して夏を乗り切る ほか)
第2部 装う(エコ・ファッション;大人のキモノは十三詣りから;「京の着倒れ」 ほか)
第3部 逍遙する(漫画は千年の古都から;南禅寺界隈―別荘群の庭園;諸行無常の美貌の皇后 ほか)
著者等紹介
鳥居本幸代[トリイモトユキヨ]
1953年生まれ。同志社女子大学家政学部卒業。京都女子大学大学院修了、家政学修士。神戸女子短期大学助教授・姫路短期大学助教授・姫路工業大学環境人間学部助教授・京都ノートルダム女子大学生活福祉文化学部教授を経て、ノートルダム女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひろさん
11
最近、出掛ける事の多くなった京都の町並みや文化の解説書です。昔ながらの伝統を詳しく解説しながら現代人の暮らしにまで言及してあり、とても読みやすいです。宇治茶の紹介の次には京都人のパン好きなこと、京野菜や豆腐についてふれた後には西陣織りの紹介や京町家の造りなど、衣食住をバランス良く解説してくれていて、京都初心者にも分かりやすいです。2019/04/16
tetsubun1000mg
5
平安、江戸時代にさかのぼって京都人が食べていた食事、着用していた着物と作り方、家の間取り等、貴族・庶民の暮らし方などを調べて解説している。 今の京都の町の成り立ちにつながっているので面白い。 読みやすいように、短くまとめてあるので途中で手を休めながら読んでいきました。2019/03/26
豆パン
0
京都人について2020/01/02