千年の都 平安京のくらし

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393482261
  • NDC分類 210.36
  • Cコード C0021

出版社内容情報

平安京の貴族のくらしを平易に解説した書です。ルビや図版、和訳を載せて中高生でも平安文化が理解できる内容となっています。

【著者紹介】
1953年生まれ。同志社大学家政学部卒業。京都女子大学大学院修了、家政学修士。神戸女子短期大学助教授・姫路短期大学助教授などを経て、現在は京都ノートルダム女子大学人間文化学部・生活福祉文化学部教授。

内容説明

平安朝の京都はどのような都で、人々はどのように暮らしていたか。その町並みから貴族の生活に至るまでを、図版と写真を交えて平易に解明。

目次

青龍の巻 千年の古都・平安京の誕生(四神が守護する理想のみやこ;長安の都をまねた平安京の都市計画 ほか)
朱雀の巻 大内裏で政を行う(大内裏の南を守護する朱雀門;朱雀門で博雅三位、鬼と笛を交換する ほか)
白虎の巻 天皇のくらし(内裏の正門建礼門の前で弓を射る;天皇、仁寿殿から清涼殿へ住まいを移す ほか)
玄武の巻 貴族のすまい(貴族の邸内に建てられた御堂;極楽浄土の地と変化した宇治 ほか)

著者等紹介

鳥居本幸代[トリイモトユキヨ]
1953年生まれ。同志社大学家政学部卒業。京都女子大学大学院修了、家政学修士。神戸女子短期大学助教授・姫路短期大学助教授・姫路工業大学環境人間学部助教授を経て、京都ノートルダム女子大学生活福祉文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AR読書記録

5
必要があって読んだのだけれど、直截に簡潔に必要に応えてくれる内容でよかった。というと他の人の参考にはならないので、もうすこし加えると、源氏物語や枕草子などの有名どころのほか、さまざまな説話・記録文学等の引用が含まれるため、次にこれを読んでみようといった標べにもなる内容。良書だと思う。2017/05/14

mimm

2
源氏物語の物語世界や、枕草子など古典文学的な世界が色彩やかにふくらみました。源氏物語の漫画片手に読み進めていました。単なる歴史書というより、古典の世界への手助けのほうがしっくりくるかなという感も。もっと写真、画像資料があればいいなぁと思ったのですが、別途資料を探して照らし合わせつつの再読もいいかな、とも思います。2015/12/09

彼方

1
資料用に買ったのですが、平安貴族の生活の概略がわかりやすく、入門編としてぴったりでした。古典の引用が多いので、原典への案内書とも。都の地図から宮中行事まで、わかりやすく、かつ古典引用部分には口語訳が入っていてとにかくやさしい。カラー資料が別添で欲しくなりました。また、総じて源氏物語と枕草子は本当に当時の生活を知ることができる文献でもある…と改めて思いました。2021/07/04

めんま

1
平安貴族の生活の概略を知ることができる。物語の引用も豊富で具体的に想像できるのもいい。良き入門書。2018/08/07

MOONIN

0
平安京と貴族の暮らしの概略を把握するのにとても役立った!ありがたや!2023/03/26

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