出版社内容情報
米国に生きる一青年の姿を通して宗教界が内包する矛盾や欺瞞を鋭く指摘し、真の自由とは何かを問う。混沌とした現代に静かな福音を告げるベストセラー小説、待望の邦訳。
内容説明
米国の小さな町・オーバーンの外れに移り住んできた物静かで誠実な男、ヨシュア。その人柄で周囲の人々をたちまち魅了した彼は、一流の腕をもった大工でもあり、ユダヤ教教会のために彫ったモーゼ像で人々を感嘆させる。だが、宗派を問わぬ行動と、“人は真の意味で自由になるべきだ”という発言の影響力の大きさに各派の宗教指導者達が猜疑心を募らせて。誰が私を私にしてくれるのだろう…。現代アメリカに生きる一人の青年の姿を通して、真の自由と自立とは何かを問いかける。
著者等紹介
ガーゾーン,ジョーゼフ・F.[ガーゾーン,ジョーゼフF.][Girzone,Joseph F.]
1930年ニューヨーク州アルバニー生まれ。1944年カルメル修道会に入り、12年間修行。1955年司祭に任職され、科学と宗教を10年間教授。続く11年間、監獄内対立や公立学校の校内暴力等、ニューヨーク州北部地域に頻発した危機的な社会問題の調停者として活躍。1980年医者の勧めに従い引退。以後、驚くべき著作活動を開始
山崎高司[ヤマザキコウジ]
1933年生まれ。東京大学法学部卒。1957年大蔵省入省。駐英公使、大蔵省大臣官房審議官、IMF理事、日本輸出入銀行理事、日本総研副理事長、富国生命保険・富国生命ビル顧問を歴任。Small Group世話役
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